第297号 一番化論 その2

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  第297号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2945 杤尾 圭亮
       E-mail:[email protected]
────────────────── 2,033部発行───

みなさん こんにちは!!近頃 冬至が近づき、朝夕が
すっかり短くなりました第297号です。

先日は、官庁関係プロジェクトで、富士山麓まで御邪魔
しましたが、朝はマイナス5度。それでも、森林の中で
の朝はほんとに気持ちがいいですね。

それでは、今週のメルマガです。

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        今週のコンテンツ

■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ
         『一番化論 その2』

■ 今月のまちおこし特集 12月版
        『松場 登美 氏 インタビュー

■ コンサルティング商品紹介
             『まちおこしクリニック』

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■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 12月版
一番化論 ~その2~ 


マーケティングの3Cという枠組みはご存知でしょうか。「3C」
自社、顧客、競合の英語の頭文字がすべてCであることから
この3つを3Cというわけですが、お客様は、自社か競合の何か
の違いを見出し、商品(サービス)を選ぶわけです。それに対し
て、お客様の商圏内でなんらかのことが一番であること、これが
顧客の記憶にしっかりと刻まれ、購買される確率が高まる。

自社と顧客
自社と競合
競合と顧客

この関係性をつぶさに見ることで、自社の一番を浮き彫りにします。
狭義の分野でもいいから、何かで一番化する。これは、商売上
大切なポイントです。しかし、今日は少し違う視点で、一番を考え
てみましょう。マネジメントについてです。


弊社では、コンサルティングにおいて社内のヒアリングを行います。
社員ヒアリング、幹部ヒアリング、社長ヒアリングのなかで、
私が必ず聞いている項目に「いままで、最近、仕事を通して、
一番嬉しかったことは何ですか?」というのがあります。

 

いま、まず、読者のご自身もあげてみてください。仕事を通
して(会社を通して)一番、嬉しかったことは何ですか?

「                        」


仕事が新たに始まるお客様に対して、そのときの生き生きした
話しを聞くのが、私はいつも楽しみなんですが、そこに、あ
る種のルールがでてきます。もちろん我々がいかに引き出すか
というスキルもあるだろうがたいてい「5つ」になります。

1)商品・・・「いいものができた!」「いいサービスをした」
2)営業・・・「高額で売れた!お金になった!」「受注した!」
3)組織・・・「上司に褒められた」「部下が成長した」
4)顧客・・・「客にこんなふうに言われた」
5)自己・・・「こんなに成長した!」「自分がんばった」

さて、自分自身を振り返ってみてはいかがでしょう。いままで
勤めて何年か。いままでの嬉しかったこと。最近、嬉しかった
こと。そこに会社全体の「強み」も見えてきますし「ゆがみ」
もみえてきます。PRマーケティングでは、この中でも伝える
べきところ、つたえぬべきところもありますが、最終的には、
こんな簡単な質問でマネジメントの深いところまで考察&提案
できるものです。これが企業価値の向上に繋がりますし、顧客
志向か、商品重視志向か、社員さんのそれぞれの「一番(嬉し
かったこと)」に着眼して、経営をマネジメントしていくと、
地域経営、組織経営ももっとよく現状が見えてきます。

自社(自分の地域活動)ではどうでしょうか。

ちなみに、社長・幹部の皆様へ。
             「社員満足を」が第一優先です。
     企業(会社、行政、組合)経営は人生経営ですね。


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○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ)

経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。昨年度から
大学院時代の専門を活かしながら、地域創造・活性化チー
ムを創設。現在「名もなき市町村のブランド化戦略」に挑
戦しており、常に「持続可能」と「利潤追求」の2つのテ
ーマを追求している。特に、林業・山村の活性化と国内の
材木需要の掘り起こしに全国を奔走している。
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(文責:古川 大輔 プロフィールはこちらです↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/members/furukawa.html

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■ 今月のまちおこし特集 12月版

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

島根県の奥深く、遥か昔から歴史の舞台に登場した、地域が
あります。そのまちこそが、世界遺産に近いとされる石見銀山
です。

石見銀山の魅力、もちろん、銀山としても魅力もあるのですが
それ以上に面白いのが"人"です。

その試みは、いわゆるボランティアガイドや様々な特徴的な
企業などの人と組織に集約されます。

その中でも今回 特集するのは、観光カリスマでもある
松場 登美さんです。松場さんは、石見銀山にオシャレな
空間 ブラハウスをオープンして、アパレルを中心とした
様々なオリジナルの工芸品を売っています。

しかし、松場さんが最初から大成功していたか、というと
そうではありません。人間だれしもがターニングポイントを
持ちます。

では、松場さんのポイントは一体どこにあったのでしょうか?

そもそも、松場さんが地域のクリエーターとして駆り立て
られた理由はどこにあったのでしょうか?

詳しくはレポートにて!!!

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html


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■ コンサルティング商品紹介『まちおこしクリニック』

今月ご紹介するコンサルティング商品は
「まちおこしクリニック」です

http://www.machiokoshi.net/consulting/consulting006.html

まちおこし商品の中でも、最も入門商品であるのが、この
まちおこしクリニックです。

船井総研にまちおこしを頼みたいけど、どんなことをして
くれるの?という疑問の地域はまずは、このクリニックや
講演を絡めて、ご相談ください。

これまでにも、お付き合いをさせていただいている地域の
多くはこのクリニックや講演を経て、本契約に至っています。

クリニックでは、まずは皆様の地域にお伺いし、現在の課題
を抽出します。

その後、船井流の原則にのっとって、日本や世界の先進事例
から、もっとも適した自治体をピックアップし、先方のマチ
オコシリーダーにインタビューなどを含めた、視察を企画、
実行します。

飲み会に終わらない、本当のクリニックをしてみたいかたは
是非、一度検討してみてください。

↓↓↓↓商品についての詳しい情報はこちら↓↓↓↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/consulting/consulting006.html

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