第308号 東京論 その2

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  第308号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2945 杤尾 圭亮
       E-mail:[email protected]
────────────────── 2,152部発行───

こんにちは!!週刊まちおこし 編集長のトチオです。
近頃、花粉に悩む人をよくみます。ある統計では、花粉症
に悩む人は、2000万人とも言われています。

北海道では、花粉の影響が軽く、春には多くの人が訪れる
といいます。花粉症にもマーケットニーズあり!!
今回もそんな奇抜な視点から、東京論をお送りします。

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        今週のコンテンツ

■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 
           3月版 『東京論 その2』

■ 今月のまちおこし特集 3月版
        『山内 道雄 氏 インタビュー』
        
■ 今月のコンサルティング商品(最終月です)
          年度末ブランド講演パッケージ

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■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 3月版

 東京論  その2 ~あえて田舎に出店~

 こんにちは、相良です。商業施設を出店するときに
マーケット調査をやって人口規模や特性を把握するの
は皆様もよくやっているはずです。そういった調査は
「ここに出店することは、エリアの市場規模の大きさ
から考えて好ましい」といった結果から計画実行へと
進んでいきますが、市場調査では、都市部か都市近郊
への出店が前提となる事が多いです。そのほうが人口
やターゲット年齢層の絶対数が多く、商業としてリス
クが少ないからという理由がほとんどです。

 全国には人口が少ない地域にたくさんの大型観光施
設がありますが、業績低迷や事業拡大の相談を受けて
いると「やっぱ東京とか大型都市はいいよな~。マー
ケットでかいし、人口はたくさんいるし・・・。」と
いった話になります。やはり地方の希薄な市場規模で
商売されている方々にとって、大都市の「市場のでか
さ」は魅力的に見えるようです。

 しかしズバリお伝えすると、大型都市は一概に商売
環境として良好とはいえません。競合の数も膨大です
し、流行すたりも早い。高い家賃を払った上にブーム
に乗っただけの立地商売なんかやったとしたら、あっ
という間に投資回収できないまま負債で身動きが取れ
なくなります。これが大都市の現実です。

 我々のお客様の中には、特に観光サービスを行う際
に「あえて地方に出店する!」と、会社の出店戦略を
明確にしている企業もあります。出店の条件として、
●車で1時間~1時間半程度の距離に大商圏の都市が
 あること
●出店する立地の風景は、田園や河川が見渡せる借景
 の良さをもつこと
●建築する店の外観・内装・商品は、全て地方の良さ
 やひなびた雰囲気をだすこと
●足元商圏(事業内容によりますが、車で20分~
 40分の距離)に強力な競合店がいないこと
などを基準とし、その他に地元密着、地域活性化を具
体的な運営施策に落とし込んで、実践することが運営
戦略に明記してあったりします。

 東京もそうですし、地方の各中核都市も商売へのメ
リット・デメリットには似たようなものがあります。
都市部に多い事業性の高い商売は、すぐに競合が現れ
て独自性を打ち出そうにもどこも同じような内容で他
店が追随してくるため差別化もままなりません。そこ
と比べると、ちょっと大都市から離れた場所で事業を
やれば、都会のデメリットはほぼ消えてなくなり、同
時に1時間程度離れた都会客の手軽な観光ニーズにこ
たえる事ができたりします。

 茨城県や栃木県、山梨県の人口の少ない(地元人口
1万人以下の)地域が、今まさに東京・神奈川・埼玉
の巨大人口を「安・近・短」の観光需要とともに上手
に取り込み、土日になると恐ろしい程集客しています。

 市場は一概に大きければ良いというものではありま
せん。商売の答えは、全てマーケットが出します。都
市部に住む人々が何を求めているかがわかれば、地方
にも「やりよう」や「勝ち方」みたいなものがハッキ
リと見えてきます。(相良祐司)

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■ 今月のまちおこし特集 3月版
           『山内 道雄 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

島根県、松江からフェリーに乗って、揺られて3時間。よ
うやく到着するその島は、海士町といいます。

しかし、この海士町。近頃 特集されまくりの人気まちお
こしの町です。

なんといっても人気は、「島じゃ常識サザエカレー」
ですが、今回の特集は現在、海人で取れる牡蠣を新技術に
よって冷凍保存する技術「CAS」を含めて、町全体の舵
取りをする町長、山内さんに焦点をあてています。

山内さんは、町長としての給料の50%カットや、島で完
結する食材の育成も含め、外貨(彼らは島外からの収入を
こう呼びます、新鮮!!)獲得策を次々に打ち出していま
す。

では、山内氏の決断はどのようになされたのでしょうか?

そもそも、山内さんを町長というリーダーにかりたてた要
因はどこにあったのでしょうか?

詳しくはレポートにて!!!

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今月のコンサルティング商品
         年度末ブランドセミナーパッケージ

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http://www.machiokoshi.net/seminor/special.html

現在、様々な地域でブランディングの御手伝いをさせて
頂いています。ブランディング、というと特産品、と話
が狭まってしまうように思えますが、実はとても広い概
念がブランディングです。

もちろん、小さな特産品からスタートする場合もあるの
ですが、そのほかにも企業誘致でブランド化したところ、
社会企業家によってブランド化している地域などその手
法は実にさまざまです。

では、地域ブランドは全て違うのでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。形は違えども、ほ
とんどの場合ブランドはそのプロセスにおいて必ず押え
なければいけないポイントがあります。

それがマーケティング、そしてデザインの視点です。
今回の出張セミナーでは、数あるブランド論の中でも
まちおこしブランドに必要なこの二点を特に強くお伝え
したいと思っています。

もっとブランドについてしりたい方はこちらをご覧下さい。

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