第310号 東京論 その4

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  第310号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
       E-mail:[email protected]
────────────────── 2,152部発行───

こんにちは、桜前線北上中!!東京ではもう桜が咲き始めて
おります。皆様のまちはいかがですか?

さて、今日は東京論最終回。まとめとしての本日のメルマガ
お楽しみ下さい!!!

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        今週のコンテンツ

■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 
           3月版 『東京論 その4』

■ 今月のまちおこし特集 2月版
        『 氏 インタビュー』
        
■ 今月のコンサルティング商品(最終月です)
          年度末ブランド講演パッケージ

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■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 
             3月版 『東京論 その4』


東京はカッコイイ!
田舎はカッコワルイ?

最近、産地偽証があらゆるところで話題になり、異物
や薬物の混入があったり、ほんっとに大変な世の中に
なりました。

以前、大阪のある焼肉屋にいって「飛騨産しいたけ」
を頼んだら、レジのとき、レジ裏に見えたものはなん
と「徳島産しいたけ」の袋でした。木材原木も、ある
産地で良材が出ると、吉野杉となって出て行くことが
あります。牛も魚も野菜も信じられるのはどこでしょ
う。

「ねぇ、君どこ出身!?」

なんて聞くとどうでしょう、「おい、うそつき」って
思ったり、田舎だからって言わなかったり嘘ついたり、
実は一番の産地偽証は、材木でも食品でも野菜でも魚
でもなく、人間だったりするのかもしれません。カッ
コワルイって思ってる人が多すぎてガッカリします。


さて、話題は東京論。地域の素材をどうやって東京の
魅せ方や東京の知力や東京の活気から学ぶか。そうで
す、相良の執筆にもありましたが、マーケットは東京
でなくてもよいのです。立地ではないんです。ただ、
残念ながら魅せ方が悪い。デザイン性が低い、プロモ
ーションが弱い。文化を壊してしまう。欲求性がない。

やはり東京には素晴らしい「魅せ方」があります。も
ちろん人間も「魅せて」きます。だからこそ、学べま
す。

例えば300円で電車に乗ったとしましょう。電車の
つり革広告からの情報収集代を200円とすれば、安
いものです。ほぼタダで電通さんや博報堂さんなど大
手さんの広告の一線を見ることができるわけです笑。

東京でタクシーに乗ってください。その料金は高いで
す、でもこちらから話しかけます。必ず。タクシーの
運転手からの情報がもらえます。それを思えばタクシ
ー代も安いと考えられます。おかげでいいラーメン屋
やいい飲み屋を教えてもらったこと多々あります。移
動手段と思ってはなりません。たまにアテが外れて「
私、東京初めてなんです」って道に迷いながら到達す
るのが精一杯なタクシー運転手がいると、料金還せと
いいたくなりますが・・・笑。冗談です。

銀座、六本木、表参道、渋谷、新宿、池袋、上野、色
々なTOKYOを知る。消費や浪費に明け暮れるので
はなく、自分たちの地域をもっとよく見せるために、
東京のいい情報を取得して、われらの地域の強みと融
合させるために、ちょっとした投資はすべて学びに繋
げていこうとすることが必要です。

そして、変えてはいけないところは変えずに文化を守
り続ける中で、学びを自分の地域の落とす。たいてい
は、快適性、審美性、個性、が足りない。何も賑わい
を演出するだけでなくていい。

やっぱりカッコイイ!って思ってもらえる地域になる
にこしたことはありません。基準はそこです。東京は
遊ぶところという人もいますが、かなり学べますよ。
学ぶは「まねぶ」「まねる」ぜひとも自分たちの地域
に活かしてください。


東京【TOKYO】はマーケティングの図書館です。
故郷【KOkYO】は人生を豊かにする桧舞台です。


何が真に美しいことか、カッコイイか。
だからフィールドは東京だ故郷だなんて基準はないは
ずです。カッコよくいきましょう!女性にもてない地
域は廃れますよ。

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○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ)

東京大学農学部卒、同大学院修士卒、博士課程中退で船井
総研入社。大学院時代の専門を活かしながら、地域ブランド
創造チームを創設。現在「名もなき市町村のブランド化戦略」
に挑戦しており、常に環境の「持続可能」と「利潤追求」の2つ
のテーマを追求している。特に、林業・山村の活性化と国内の
材木需要の掘り起こしに全国を奔走している。
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(文責:古川 大輔 プロフィールはこちらです↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/members/furukawa.html

ブログ 地域再生・森林再生コンサルタント日記!!
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■ 今月のまちおこし特集 3月版
           『山内 道雄 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

島根県、松江からフェリーに乗って、揺られて3時間。よ
うやく到着するその島は、海士町といいます。

しかし、この海士町。近頃 特集されまくりの人気まちお
こしの町です。

なんといっても人気は、「島じゃ常識サザエカレー」
ですが、今回の特集は現在、海人で取れる牡蠣を新技術に
よって冷凍保存する技術「CAS」を含めて、町全体の舵
取りをする町長、山内さんに焦点をあてています。

山内さんは、町長としての給料の50%カットや、島で完
結する食材の育成も含め、外貨(彼らは島外からの収入を
こう呼びます、新鮮!!)獲得策を次々に打ち出していま
す。

では、山内氏の決断はどのようになされたのでしょうか?

そもそも、山内さんを町長というリーダーにかりたてた要
因はどこにあったのでしょうか?

詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今月のコンサルティング商品
         年度末ブランドセミナーパッケージ

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/seminor/special.html

現在、様々な地域でブランディングの御手伝いをさせて
頂いています。ブランディング、というと特産品、と話
が狭まってしまうように思えますが、実はとても広い概
念がブランディングです。

もちろん、小さな特産品からスタートする場合もあるの
ですが、そのほかにも企業誘致でブランド化したところ、
社会企業家によってブランド化している地域などその手
法は実にさまざまです。

では、地域ブランドは全て違うのでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。形は違えども、ほ
とんどの場合ブランドはそのプロセスにおいて必ず押え
なければいけないポイントがあります。

それがマーケティング、そしてデザインの視点です。
今回の出張セミナーでは、数あるブランド論の中でも
まちおこしブランドに必要なこの二点を特に強くお伝え
したいと思っています。

もっとブランドについてしりたい方はこちらをご覧下さい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/seminor/special.html

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