第317号 パートナー論 その2

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  第317号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
       E-mail:[email protected]
────────────────── 2,200部発行───

さて、5月のGWも空けて2週目となりますがいかがお過ご
しでしょうか?私は先週末は小豆島まで出張に参りました。

個人的に瀬戸内海が大好き、というのもあるのですが、やは
り資源にめぐれた姿を見ると、日本の地域活性化もこれから
が本番だという気が致します。

小豆島の様子
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

それでは、そんな地域活性化をサポートする週刊まちおこし
今月はパートナー論2週目、お楽しみ下さい。

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        今週のコンテンツ

■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 
           5月版 『パートナー論 その2』

■ 今月のまちおこし特集 5月版
        『 松場 登美 氏 インタビュー』
        
■ 今月のまちおこし商品紹介
        『 DCラボ 』
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■今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 5月版

 パートナー論 その2  【パートナーとのありかた】


こんにちは、古川です。まず以前書いた外部活用論とパートナー
論の違いですが、改めましてお伝えしましょう。


外部活用論・・・・外部のモノを活用する
パートナー論・・・外部のモノを活用し、かつ協業して
         まちおこし(地域活性化)をしていく
         「具体論」

(例)学識者、経営コンサルタント、金融、デザイナー
   広告代理店、印刷屋、会計士、税理士、などなど。


さて私たちは地域活性化の仕事のなかで、イベントのコーディ
ネーターとして、特に「企画提案、集客力アップの支援、経
営視点のコストと収支計画の策定、コンセプト設計」などを
行っています。


眠れる地域の資源を掘り起こし、
熱い想いを共有し、
理念(コンセプト)を策定し追求しながら
利益(収益)という結果につなげていく。


ですので地域のかたがたにとって見れば、われわれのような
経営コンサルタントも、もちろんパートナーなわけですが、
私たちが、受ける業務の中で、当然私たちだけでできないこ
ともあります。

たとえばイベントを告知する、あるいは企業の業績を支援す
る、チラシ、パンフレット、ポスターを作成するわけですが、
それには、パートナーが必ず必要です。デザイナーさん、印
刷屋さんです。特にわれわれは「まちおこし」視点、経営視
点でのツール作成が得意分野ですが、基本的に自社だけでは
行えませんし、もちろん地域のクライアントさんだけでも、
なかなか難しいものです。


そこには、「納期」「価格」「品質」さえよければ印刷屋さ
ん、チラシ屋さんなどどこでもよいというのは間違えです。
私がよく一緒に協業していただいているパートナーは、広告
代理店(印刷屋さん、デザイナーさん)ですが、地域が私た
ちともに作っていたコンセプトをもとに、かつ現地に必ず足
を運んでくださいます。


「やっぱり、肌で感じてこないと」

その印刷会社さんの営業担当さんは、その地域をよりよくし
たいという思い、すなわちお客様が求めている現場感覚を大
切にしたいという方です。まさにパートナーです。

そこで2年前からのお付き合いになりますが、初めての仕事
として、林業、製材業、材木業、住宅業、森林組合、行政が
一体となった「某、地域材のPRイベント」において、チラ
シ&パンフレット&ポスターによるブランディングが完成し
たのです。

確かに「経営」に関する数字的な部分においては、その業界
のトップクラスになれば現場を数分見ただけでコンサルティ
ングはできます。しかし、まちおこし、地域おこしにおいて、
重要な「肌感覚」を「デザイン」をするということには、こ
ういったパートナーなくしてはできません。

さて、パートナー論。意識の問題、具体的な行動の問題で
7つのチェック項目をチェックしてみてください。

■■友好&有効パートナー度チェック7■■


1)そもそも外部活用をしていない。

2)「業者」「下請け」
   またそのパートナーを「使う」という表現してませんか?

3)現場(地域)に来ない「業者さん」と仕事してませんか?

4)パートナーといいつつ、
   失敗したらどうするんだ、など責任転嫁をしたりしてませんか?

5)自分たちだけでできる得意分野と不得意分野を理解し、
  その不得意分野にパートナーを入れていますか?

6)相見積もりではなく、
  現場への「想い」や「実績」を重視してした
  パートナーと仕事していますか?

7)パートナーとまんねりな付き合い続けてませんか?




もしも「YES」が3つ以上あったら、まちおこし危機
な恐れありですしょう。優良なパートナーと友好な関係
をもちながら、活性化をしていければと思います。

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○執筆者紹介 古川 大輔(ふるかわ だいすけ)

経歴は農学部卒、同大学院卒で船井総研入社。昨年度から
大学院時代の専門を活かしながら、地域ブランド創造チー
ムを創設。現在「名もなき市町村のブランド化戦略」に挑
戦しており、常に「持続可能」と「利潤追求」の2つのテ
ーマを追求している。特に、林業・山村の活性化と国内の
材木需要の掘り起こしに全国を奔走している。
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地域再生・森林再生コンサルタント日記(ブログ)
http://daisukefurukawa.blog18.fc2.com/

(古川 大輔 プロフィールはこちら)
http://www.machiokoshi.net/members/furukawa.html

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■ 今月のまちおこし特集 5月版
           『松場 登美 氏 インタビュー』

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

島根県の奥深く、遥か昔から歴史の舞台に登場した、地域が
あります。そのまちこそが、世界遺産に近いとされる石見銀山
です。

石見銀山の魅力、もちろん、銀山としても魅力もあるのですが
それ以上に面白いのが"人"です。

その試みは、いわゆるボランティアガイドや様々な特徴的な
企業などの人と組織に集約されます。

その中でも今回 特集するのは、観光カリスマでもある
松場 登美さんです。松場さんは、石見銀山にオシャレな
空間 ブラハウスをオープンして、アパレルを中心とした
様々なオリジナルの工芸品を売っています。

しかし、松場さんが最初から大成功していたか、というと
そうではありません。人間だれしもがターニングポイントを
持ちます。

では、松場さんのポイントは一体どこにあったのでしょうか?

そもそも、松場さんが地域のクリエーターとして駆り立て
られた理由はどこにあったのでしょうか?

詳しくはレポートにて!!!

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今月のまちおこし商品 「DCラボ」

DCラボHP: http://www.dclabo.net/dcl_client/

今月、ご紹介するまちおこし商品は、文中でもご紹介した
DCラボさんです。

DCラボさんでは、全国の約700人のデザイナーが登録しており、
その人たちに、みなさんのまちおこしに必要なデザインを
お願いすることができます。

実は、私もある町の「二地域居住パンフレットの表紙デザイン」を
作ってもらったのですが、プロ・アマチュア様々な方々からの
応募があり、最終的にはアマチュアの学生さんのデザインが
採用されました。
自治体の皆さんには本当に喜んでいただきました。

まずは、ウェブサイトで、その仕組み、サービス、そして実績を
ご覧下さい。

DCラボHP: http://www.dclabo.net/dcl_client/
         
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