───全国のまちおこしを応援する注目メルマガ!────
┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓┏─┓
│週││刊││ま││ち││お││こ││し│
┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛┗─┛
第329号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
────────────────── 2,219部発行───
近頃、真夏日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
まちおこしチームの面々も、毎日を西へ東への大移動で
大忙しでございますが、夏休み移動(子供や学生の移動)
で切符が取れにくくなったり、または地域がにぎわって
いたりで、嬉しいやら大変やらでございます。
そんな行脚の記録はこちら、、、、
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
さて、今日は、いよいよ7月も最終週のまちおこし。最後
の営業論でございます。どうぞお楽しみください。
*****************************************************
今週のコンテンツ
■ 今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ
7月版 『営業論 その9』
■ 今月のまちおこし特集 7月版
『六波羅 雅一 氏 インタビュー』
■ 今月のまちおこし商品紹介
「体験型無料セミナーのご案内」
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
■今日からはじめるまちおこし実践ノウハウ 7月版
営業論 その9
こんにちは、相良(さがら)です。クチコミという
言葉。販促的な雰囲気がありながら、営業要素も持っ
ているような何となく不思議な単語ですが、成功する
まちおこし、繁盛する商業施設、成功する人に共通す
るのは、必ず世間から「クチコミ」されて、ある段階
で一気に飛躍したこと。
クチコミの効果は最初は徐々に、後半まるで臨界点
に達したかのように伸びます。有名になったベストセ
ラー本やミリオンセラーの曲のランキング入りが、初
版から1年以上たってからというのは、結構普通にあ
る話です。
さて、営業論。即効で効果のあるのは、何といって
もメディアに情報を発信したり、ダイレクトメール販
促、テレアポを行うといったパターンが想像しやすい
でしょう。上級レベルの人などは狙った時にほぼ狙っ
たとおりのクロージング結果を出したりします。反応
が早いのがメリットで、慣れてくると費用対効果まで
読めてくるので、まずはこのあたりが営業の「常道」
といえます。
まるで反対。予測もほとんど不可能なのが、クチコ
ミ。そもそも費用対効果があわない代物。1年後の爆
発を期待して、今攻勢をかけるというのは、採算性を
重視する民間企業から見れば中々狙うものじゃないし、
公共サイドだってあまりやりません。常道に対して、
「当ればラッキー」のヤマっ気のあるものともいえま
す。
じゃあまちおこしの営業を考えると「常道」と「当
ればラッキー」のクチコミ、どちらに取り組みたいと
思うでしょうか?結論から言うと、私自身「クチコミ」
に軍配をあげます。性質上、まちおこしは花火のよう
に一時だけ輝いて終わりではなく、先の長い取組みが
戦略上メチャメチャ大事だからです。この路線に「ク
チコミ」の歩調と速度はぴたりと一致するのです。
当然、日々結果を求める営業をしないわけにはいき
ません。しかしながら、5年後、10年後にまちと携
わる人々が幸せになるには、地道かもしれませんが、
徐々にクチコミを発生させる取組みは必須です。
営業論と題して2ヶ月にわたり「まずは知ってもら
う事」、「世界一」、「クロージング手法」、「人脈」
などのキーワードを盛り込みつつ、毎週論じてきまし
た。営業とクチコミの関係がぴんとこない方もいるか
もしれませんが、長い目でみたらクチコミは「最大・
最強の営業手法」。その証拠にクチコミが加速した後
は、営業をしかけなくとも息の長い結果を得続けるま
ちも数多くあります。
「人は人が噂するところに集まる」。船井総研でも良
く使う言葉ですが、この最大最強の営業方法。当れば
ラッキーと書きましたが、動かないと生まれないのも
現実です。ここらで5年後の爆発を期待してトライし
てみてはどうでしょうか。(相良 祐司)
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
■ 今月のまちおこし特集 7月版
『六波羅 雅一 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
古く大阪に息づいてた"まちや"をよみがえらせたまち、
それが大阪、中央区に位置する"からほり倶楽部"のクリ
エーター、六波羅氏です。
六波羅さんは、壊すことも難しく、しかも町の人から邪魔
者扱いされていたまちやに注目し、それらを復活させるこ
とで、見事にまちを復活させました。
しかも、面白いのは、その身の引き方。あくまで自分をヨ
ソモノと位置づけ、地域の誇りでもある直木三十五の博物
館を完成させることで身を引き、まちおこしを完結させま
した。
しかし、六波羅さんが最初からこういった伝統的な建物に
注目していたかというとそうではありません。
では、六波羅さんを伝統建築にかりたてた要因はどこにあ
ったのでしょうか?
そして、ヨソモノによるまちおこしはどのように完成する
のでしょうか?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇