第349号 コンサルダイジェスト 調査編

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  │週││刊││ま││ち││お││こ││し│
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  第349号 発 行:株式会社船井総合研究所
       事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
       E-mail:[email protected]
────────────────── 2,174部発行───

あけましておめでとうございます!!週刊まちおこし編集長
のトチオです。

読者の皆様はこのお正月をどのようにお過ごしになりました
か?寝正月でパワーを蓄積した方、交流と人脈を広めた方、
市場を見て回った方、様々だと思いますが、今年のまちおこ
しの目標は立てましたか?何をおいても、自分に明確な目標
を持つ事が大切!!もし立てていない方は、今日をもって、
何か一つ目標を立ててみて下さい。

今年の週刊まちおこしは、皆様のまちおこしの目標を達成す
るために、実例を中心に、

「実践コンサルティングの手法公開」

を行っていきます。

まずは、一月号は「総論」と題して、こ
れから各月にお伝えするダイジェスト版をお送りします!!
今週号は、コンサルティングの基礎となる調査です。お楽し
みください。

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        今週のコンテンツ

■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
            1月版 ダイジェスト「調査編」

■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.07 小原 啓渡 氏 インタビュー』

■「年度末 まちおこし講演 キャンペーン」


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■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」
            1月版 ダイジェスト『調査編』
               
皆様、改めまして あけましておめでとうございます。
船井総合研究所、地域ブランド創造チームの杤尾でござい
ます。今年のテーマは、まちおこし実践コンサルティング
手法の公開です。

本年最初の月となるの1月号ではこれからお伝えする内容
のダイジェスト版をお送りします。具体的に1月号では、、、

第一週 調査編
第二週 設計図作成編
第三週 戦術編
第四週 戦闘編

という形でお送りします。

船井総研では、様々な業種業態のコンサルティングをする
中で試行錯誤を重ね、それが上の四つ「型」へと集約され
ていきました。
どれもが非常に大切な要素となっていますから、各テーマ
別に1~2ヶ月を使って、実例を交えて解説していきます。

ただし、長い解説になってしまいますから、1ヶ月に一度
くらい、この1月号「ダイジェスト版」に戻ってきてくだ
さい。そうすれば、その時のテーマがどのあたりであるの
かよく分かるはずです。

【調査 その重要性】

我々が行うコンサルティングの前半部分で最も重きを置く
業務、それが調査です。コンサルティングの花型というと
皆が納得し、かつビックリするようなアイデアを出して、
それを実行に落とし込むところに思われがちですが、その
背景には、綿密な調査による有形、無形のデータが存在し
ます。

もちろん、まちおこしにおいても事情は同じです。特に地
域においては、「立地・資源・人材」についての情報を正
確に把握することによって、初めて納得できる方向性を打
ち出すことができるようになります。

【立地調査】

まずは最初に行われるのが立地調査です。実はこれが非常
に重要で、通常のコンサルティングにおいては、立地戦略
が店の成功を決めるとさえ言われています。

ただし、、地域は立地を選ぶことはできません。しかし、
自らの立地条件を正確に把握すれば、適切な方向性(観光
か、地場産業か、産直か、、等)をとることは可能になり
ます。

特に要素として、各中核都市からのアクセス、自地域の中
心都市の規模と自地域との比較、周辺競合地域、相乗効果
地域、モデル地域、自地域の人口構成、産業構成、周辺地
域の特性、をそれぞれ分析していくことで、

1.周辺を含めた地域の強みはなにか?
2.競合となる地域はどこか?
3.人が、もしくはお金が動いている理由はなにか?

にまで突き詰めて考えていくことができるようになります。

【資源調査】

第二に行う調査が、資源調査です。こちらは、データとい
うよりは、地域のキーマンへの聞き取りや、古い文献など
を当たることが多いです。正直、飲み会などを開いて、新
旧のキーマンと飲み交わしながら夜に行われることも多く
あります。

ここで重要なことは、、、、

「地域の誇りの源」

を探すことです。我々がお付き合いする地域でも大抵は、
良いところがありすぎて、、、もしくは見失ってしまって
迷っている場合が多くあります。

ですから、その地域の一番は何であるのか?
もしくは、地域一番、県一番、地方一番、日本一番になれ
る可能性がある資源は何であるのか?を再確認する作業が
必要になります。

これを一つ一つ 協議会や委員会を組んで丁寧に洗ってい
きます。そしてこの調査で見つけられた資源が、来週の設
計図の「核」であるコンセプトに昇華していきます。

【人財 調査】

最後に人財の調査を行います。これは、通常のコンサルテ
ィングでは、組織分析にあたるものを改変した調査となり
ます。

人財調査において大切なポイントは、上で調べた立地、資
源を伸ばす人、組織は存在するのか?存在するとしたら、
どの程度の力があるのか?さらに力そのものを伸ばすこと
は可能であるのか?を把握する点です。

この調査は、その組織、人の年齢、就業経験、経歴、さら
に地域の人々との関係性にまで踏み込んで行われる場合が
ありますから、上記の聞き取り調査や時にはざっくばらん
な飲み会なども調査手法となります。

この調査の結果が、その後の目指すべき目標や戦術、戦闘
でのリーダーシップの支援や研修に繋がっていきます。

【結論】
以上のように、調査においては地域をマクロ(鷹の目)と
ミクロ(アリの目)で見直すことで、立地、資源、人を見
直し、戦略を立てていきます。

一番良くないことは、立てた戦略そのものが

「絵に描いた餅」

になってしまうことです。船井流で大切にしている点とは
いつも長所進展、力相応一番、そして成功の三条件(素直
勉強好き、プラス発想)です。誇りを持てる地域を本気で
再生させるためには、地域を徹底的に調べなおす事が重要
になります。

以上の内容の詳細は2月号、3月号でお伝えしていきます
が、もし可能ならば自分なりの調査を一度地域で行うこと
をオススメします。

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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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ついにスタート!!
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ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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『クリエーター No.07 小原 啓渡 氏 インタビュー』

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

関西にブロードウェイを打ち立てる!!!

そんな野望を聞けば、皆さんびっくりします。しかし今
回特集する 小原さんはそんな野望を持つ人です。

小原氏のまちおこしは、いつも奇抜で、オリジナリティ
にあふれています。現代技術であるプロジェクターをふ
んだんに活用した「三条あかりけしき」。
さらに、小劇団のロングランを可能にした、エンジェル
システム。そしてその先にある、関西ブロードウェイ構
想。

しかし、いきなりこのような奇抜な発想を生み出す人財
が開花したわけではないようです。

では、小原氏の開花のポイントはどこにあったのでしょ
うか?そして、さらに小原氏を壮大な構想に駆り立てる
ものは何なのでしょうか?

詳しくはレポートにて!!!

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

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