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第364号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
────────────────── 2,174部発行───
みなさん、こんにちは!!船井総研がお送りする週刊まちお
こし編集長のトチオでございます。
GWも終わり、いよいよ夏へと近づいてまいります。そんな
今月号は、夏に向けての必見 商品戦略です。良い資源はあ
るけどどんな商品すればいいのか、、、、???
そんな課題にお悩みの方は必見です。
あ、あと、具体的に聞きたい方は以下のセミナーにも参加し
てください。地域産品の商品作りからブランド化までじっく
りお話いたします。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1239723901_3.html
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今週のコンテンツ
■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」
5月版 「商品戦略 その1」
■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.12 堀 忠雄 氏 インタビュー』
■絶対役立つセミナー告知-1
「3年で成功させる地域産品ブランド化セミナー」
(5月27日 13:00~16:00 特別講座あり!!)
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1239723901_3.html
■絶対役立つセミナー告知-2
「不況に打ち勝つ!! 業態付加で温浴施設リニューアルセミナー」
東京会場:5月27日(水曜日)13:30-16:30
大阪会場:6月 4日(木曜日) 13:30-16:30
http://www.u271.com/seminor/renewal2009.html
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■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」
5月版 「商品戦略編 その1 」
あらためましてこんにちは。船井総研地域ブランド創造
チームの杤尾でございます。
今月のテーマは商品戦略。先回までは地域のコンセプト
を決めるところまではお話しましたが難しいのはここか
ら!!!
実際にコンセプトを商品にしていかなければなりません
。
ではどうすれば商品は完成するのか?今回特にお伝えし
たいのは、市場、競合、地域資源の三点です。理論的に
お伝えするとややこしいので、ここは商品の成功事例、
おみたまプリンを題材にしましょう。
【おみたまプリンとは、、、】
おみたまプリンとは、その名の通り、、、プリンです。
しかし普通のプリントは違い、月産100個限定生産、
2個1万円で売られていた超高付加価値プリンです。
(いまは少し形態を変えて売っています)
しかも、小川町商工会の青年部という小規模組織の取組
みという点も特徴です。
このプリンが、完成当初、各所から注目をあび、常に売
り切れ御免の状態が続いたというのです。。
なぜでしょうか????
【市場の重要性 プリンならウケル??】
第一が市場の重要性です。このプロジェクト、実は鶏農
家で売られる初鶏卵(初めて生まれる卵)の有効利用で
スタートしたといいます。ですから最初は、他の食品に
加工しようという話もたくさんでてきました。
ではなぜその中でプリンが選ばれたのか?
それはプリンという食品が市場から受け入れられやすい
からです。例えば、パンという食品に加工し納豆を組み
あわせたとしましょう。みなさん どう思いますか?
もちろん、納豆好きにはたまらないでしょうが、市場で
はそういう方はごく一部。むしろ、納豆のマーケットは
小さいので反応は薄いといえるでしょう。
一方で、プリンの市場は、一人当たり年間520円。つ
まり年間600億円の市場があるのです。実はこの市場
カステラの市場400億円より大きいというから驚きで
すね。
まずは、購買頻度、もしくは額の大きいマーケットを狙
う。これが重要な方向性になります。
【競合、、、勝てない土俵では戦わない!!】
次に大切なのが競合です。例えば、プリンで勝負しよう
と考えたとします。しかし、もしも隣にもっと有名でお
いしいプリンがあったらどうしますか?
果敢に挑戦する姿は美しい!!!
のは当然ですが、なかなか競合を超えたブランド化する
ことは難しいでしょう。つまり、、、しばらくは売れな
い状態がつづくわけですね。
おみたまプリンがプリンという市場を選び、カステラを
選ばなかったという勝因も実はここにあります。カステ
ラには結構大手の老舗菓子屋が参入しており、競争は厳
しいわけです。一方プリンは、、、、、みなさん、有名
どころをいくつあげられますか、、、、?そう、あまり
競合がいない、つまり戦いやすい市場であったわけです。
【最後に地域、オール茨城で勝負!!!】
そして、最後に地域に注目です。卵を使ったプリン、こ
れにどんな付加価値をつけるかで値段が変わってきます。
小川町商工会青年部が考えたのが、オール茨城で勝負!
というコンセプトでした。卵、牛乳はもちろん茨城です
が、さらにデザインは筑波万博をデザインした茨城のデ
ザイン事務所、さらに入れ物も茨城の土を利用して天心
焼きにこだわり商品を作成しました。
つまり、大切なことはまずは市場を意識し、次に競合を
考えて勝負するフィールドを決定、そして最後に地域が
総力を挙げて高付加価値化するという方法になるのです。
地域をみているとどうしても、地域のことばかりに気を
とられがちで市場や競合について気が回らない状態が続
いてしまいます。みなさんもぜひ、市場、競合、そして
地域という順番で考えて商品戦略を練ってみて下さい。
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『クリエーター No.12 堀 忠雄 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
女性にモテナイ地域は発展しない!!
そんなスローガンで各種施策を展開する町、京都府、和束町
の町長 堀氏。
女性の時代、とは言われていてもここまで女性を重視する
まちの政策を前面に出す首長はまずいないだろう。
実際に、リーガロイヤルとのお茶をつかった懐石フレンチ、
女子大をターゲットにした体験ツアーなど、その施策は、
多種多様である。
では、、、、このような女性重視のお茶の産地における
地域活性化の秘策はどのように生まれたのか!!!
詳しくはレポートにて!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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