第371号 まちおこし実践コンサルティング手法 組織戦略 その1

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第371号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,174部発行───

みなさん、こんにちは!!船井総研がお送りする週刊まちおこし編
集長のトチオでございます。

先週の土曜日、日曜日は、紀南地域の物産館のオープンを手伝って
おりました。オープンというのは、苦しく楽しい それこそ今月の
テーマである 組織の一体化と細分化を両方できるまたとない機会
です。

http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/archives/2009-07.html#20090703

みなさまも様々な事業で、自らに最も合う組織論を考えてみてくだ
さい。それでは、今週号もどうぞお楽しみください!!

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         今週のコンテンツ

■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
          7月版 「組織戦略 その1」

■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.14 飯盛 義徳氏 インタビュー』

■ 船井総研 まちおこし ニュース 1
     『情熱経営フェスタ2009』公演プログラム決定! 

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■今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
 7月版「組織戦略 その1」

みなさんこんにちは!!船井総研 地域ブランド創造チームの杤尾
です。さて、今月からは組織戦略。これまでにコンセプト、商品、
そして営業を学びましたが、これらも組織がしっかりしていなけれ
ば機能しません。

今月一ヶ月はみっちり組織について語っていきたいと思いますので
どうかよろしくお願いいたします。今週号は、その基礎的な考え方
についてまずはサラッとおさらいしておきますのでよろしくお願い
致します。

【何のための組織か?】

第一に、まず何のための組織が必要かを考えましょう。企業、もし
くはまちおこしのためのNPOなり、団体といった組織を作る場合
に必要な考え方にコストパフォーマンスという考え方があります。

特に地域の場合は、事業実行に投資できるヒト・モノ・カネ・情報は
限られているので、できるだけ効率的に資源配分していく必要があ
ります。そのために必要なのが特に資源の中でも最重要な位置づけ
にある「ヒト」の動かし方 = 組織 になるのです。

「3人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、みんなで一つ
の事を集中的に議論するとなぜか思ってもいない良いアイデアが浮
かぶという経験は皆様もよく体験されることだと思います。

1+1+1=3ではなく、それが5にも6にも、時には10にもな
る。これが組織の力であり、事業における必要性になるのです。


【戦意 と 戦力】

それでは、組織においてヒトはどのように動くのでしょうか?そこ
で大事になってくる考え方が、戦意 と 戦力 です。なんらかの
事業を実行する場合、その実行力は、

実行力 = 戦意 × 戦力

になります。さらに簡単に言ってしまえば、、、、、

戦意 = 実行するためのモチベーション
戦力 = 実行するためのスキル

であると言えます。例えば、ヒトがたくさん集まって団体ができて
もやる気もなく(戦意↓)、スキルもない(戦力↓)ならば、話を
していてもあまり良いアイデアは浮かびません。

しかし、例えばやる気だけでも向上させることができれば、話は変
わってきます。たとえば、

100(やる気)×10(スキル) = 1000 は
30(やる気) ×30(スキル) =  900 に勝ります。

ですから、組織というのは特に戦意を上げる仕組みを中に内包しつ
つ、同時にある特定の目標に対する実行を行うヒトの集合である必
要があるのです。

【細分化と一体化】

上記のように、まず組織において重要なことは、組織それぞれに明
確な目標を持ちその目標に向かって突き進むこと、です。一方で、
突き進むだけの戦意、戦力を上げるための仕組みを持つことです。

これを細分化 と 一体化 です。

組織は一方で、部、課、係、という形で業務が細分化し、それぞれ
の目標に向かって突き進みます。

一方で、それぞれの小さい目標(短期的 具体的)は集合体として、
一つの大きな目的(長期的 抽象的)=ビジョンの実行へと集約さ
れます。

あまり機能していない組織においては、小さな組織に所属するヒト
が自らの目標ばかりを追い求めるあまり、他の小さな組織との間で
いざこざ(多くの場合は業務のなすりつけあい等)を生み、最終的
には大きな組織の目的の達成が頓挫する、ということがよくありま
す。

これを避けるためには、大きな目的(長期、抽象的)を小さな目標
(短期、具体的)に分けつつ、一方で小さな目標を達成する組織に
も常に大きな目的を忘れないように一体化を図ることです。


じゃあ、一体どうやって この戦意と戦力、一体化と細分化の両立
を行うのか、、、? 今月はこんなところに注目して号をすすめて
いきたいと思います。来週号もお楽しみに!!!!

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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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ついにスタート!!
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『クリエーター No.14 飯盛 義徳氏 インタビュー』

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

地域活性化にもっとも貢献する事業は何か?
地域特性がありますから一概にこれ!! とは言えません
が、皆さんの頭には、特産品作りやエコツーリズムが上が
ったのではないでしょうか?

実は、最も効果が高い方法は、企業を作る という
答えが民間研究所のアンケート結果から出ています。

企業は、付加価値を踏み、経済に好影響を及ぼし、雇用を
生む。そしてなにより人材を生む。

今回 ご紹介するクリエーターは、地域における企業家
育成を目標として、佐賀県において鳳雛塾という企業家
育成塾を立ち上げ、見事成果をあげた 飯盛 義徳氏です。

紆余曲折の末、地元に戻った飯盛氏を企業家育成に
駆り立てたものとはなにか!!

詳しくはレポートにて!!!

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

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