第378号 まちおこし実践コンサルティング手法 販促戦略 その4

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第378号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,174部発行───

みなさん、こんにちは!!船井総研がお送りする週刊まちおこし編
集長のトチオでございます。

近ごろは、夕刻以降、そして朝方は過ごしやすくなってまりました。
夏の終わりはどこか寂しくはありますが、秋もまたまちおこしには
大きなチャンスです。皆様、よいアイデアを考えた、今回の販促を
活用してチャンスを掴んでくださいね。

本日は、そんな皆様にお伝えする販促戦略の最終回です。どうぞ
ごゆっくりお読み下さい。

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         今週のコンテンツ

■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
          8月版 「販促戦略 その4」

■ 今月のまちおこし特集
     『クリエーター No.15 宮治 勇輔氏 インタビュー』

■ 船井総研 まちおこし ニュース 1
     『恋するお野菜フェスタ』マルイシティにて開催! 

■ 船井総研 まちおこし ニュース 2
     『情熱経営フェスタ2009』公演プログラム決定! 

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■今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」 
 8月版「販促戦略 その4」

みなさん、こんにちわ!地域ブランド創造チームの新井(アライ)で
す。

朝晩、だいぶ涼しくなってきましたね。夜、聞こえてくる虫の音に、
秋を感じます。季節の変わり目は、体調を崩しやすいので、お互い
にしっかり健康管理をしましょう。

販促戦略の4回目です。販促戦略の目的は売上をあげることです。
お客様の心の中で、みなさんの地域の商品・サービスについて

認知⇒理解⇒共感

というステップを踏んでいただくことが販促戦略の狙いです。

お客様を大別すれば、

1.新規顧客
2.既存顧客

に分かれます。

プレス発表やHP・ブログなどに情報発信し、新規顧客に認知してい
ただき商品・サービスを購入していただくことは大切です。なおかつ、
一度の購入で終わることなくリピート購買をしていただくことも大切
です。リピート客の購買行動によって、収益性(利益)は格段に向上
します。

「認知」度を上げ新規顧客を獲得すると同時に、「理解」「共感」し
てリピートしてくれるお客様(既存顧客)を創造することが販促戦略の
屋台骨となります。

店客や通信販売顧客にリピートしていただくための仕組みも、戦略的
に捉えなければなりません。

地域・地域ブランド商品のファンになっていただく

仕組みです。前述のステップで考えれば、「共感」の段階です。その
ためには、3つのポイントがあります。

1.商品・サービスの背景である「思い」を伝える
2.お客様を大切だと考えている「まごころ」を伝える
3.上記を継続的に実施する

簡単に言えば、「セールス一色」ではないということです。
店舗への来店客や通信販売客に対して「まごころ」を伝え切れていな
いケースが散見されます。特に観光立地型に多いように感じます。

「まごころ」を伝える手法のひとつに、「季節のはがき」があります。

・古来からの季節の節目に(彼岸、年賀、寒中、花見、七夕、暑中など)
・宛名直筆

のハガキをお届けするものです。みなさんの手元には、年賀状以外に
直筆のハガキは年間何通届きますか?

多い人でも10通前後だと思います。

これを実行するには、人的労力を要しますが、実行していただいた成
果が絶大です。
これだけで客単価は10%向上させることができます。

これ以外にも、手法は多くありますが、比較的容易に取り組むことが
できます。インターネットやケータイ電話を活用したモバイルでは、
「まごころ」を伝えることは現状なかなか難しいようです。

はがき・DMなど紙媒体の「アナログ」とインターネットなどの「デ
ジタル」をミックスした販促媒体を活用を図ることは、戦略上欠かせ
ません。

船井総研では、

商品=価値(品質)×価格×サービス×ストーリー×理念

と定義しています。販促とは、この公式6要素をお客様に伝えること
です。

一度、みなさんの販促活動を確認してみてください。

◆6要素が盛り込まれているか?(訴求内容)
◆適切な伝達手法が選択しているか?(告知方法、活用媒体)

お客様に「認知」「理解」「共感」していただくための販促戦略
「思い」「まごころ」を伝える販促戦略

をぜひ構築してください。
(新井 拓)
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『クリエーター No.15 宮治 勇輔氏 インタビュー』

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

畜産における3Kと言われて、皆さんは何を想像する
でしょう?そのイメージはおそらくネガティブなものに
なってしまうのではないでしょうか。

しかし、ここに新しい農業・畜産の3Kを創造しようする
人物がいます。それが、今回のクリエーター 宮治勇輔氏
その人です。

宮治氏は、新しい3Kとして、
1感動する
2稼げる
3かっこいい
をテーマに挙げて、実家の豚を中心とした畜産を、宮治豚
としてブランド化する試みを行っています。

しかし、多くのブランドが乱立する中、宮治豚はどのように
ブランド化されつつあるのか、そしてそのなかで宮治氏は
どのように行動しようとしているのか?

詳しくはレポートにて!!!

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 船井総研 まちおこし ニュース 1
     『恋するお野菜フェスタ』マルイシティにて開催!

野菜の日 (8月31日) の前日、8月30日(日)、マルイシティ渋谷に
て「恋するお野菜フェスタ」が実施されます。現在、関心が集まる野
菜について若者の情報発信拠点である渋谷にて、渋谷らしい形で、夏
の野菜のポテンシャル(ココロとカラダの夏バテ予防)を恋のエネル
ギーに変えて、今年の残暑は、お野菜コンシャスになろう、と呼びか
けます。

  日時:2009年8月30日(日)13時~17時
  場所:マルイシティ渋谷 入り口前

ご興味のある方は、ぜひご参加下さい!!

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