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第390号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,174部発行───
みなさん、こんにちは!!船井総研がお送りする まちおこしの決
定版「週刊 まちおこし」編集長のトチオです。
さて、先日 東京ローカルレストランが主催する 地域食品ブラン
ド化セミナーにて講演をさせて頂きました。当日は、食のブランド
に興味がある農家、メーカー、そして一般消費者が30名いらっし
ゃり、大盛況でした。また企画したいですね。
さて、今回はいよいよ実践事例 観光編の最終回です。具体的なノ
ウハウ満載でお送りいたしますのでどうかお楽しみに!!
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今週のコンテンツ
■ 今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」
11月版 「実践事例 観光編 その4」
■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.02 矢澤 長介 氏 インタビュー』
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■今月の「まちおこし実践コンサルティングの手法」
11月版 「実践事例 観光編 その4」
「実践事例 観光編 その4」
こんにちは!新井です。
観光の意味は何でしょうか?従来の「レジャー」「見物」という狭い
イメージから「移動」「交流」を含む幅広い意味へと拡大しています
。したがって、地域を活性化するための観光開発に着手するためには
、いままで観光を支えてきたマスツーリズム(大量集客・大量送客型
)の変化を捉えることが大切です。
マスツーリズムが転換期を迎え、ニューツーリズムといわれる新しい
観光が登場しています。
その理由は、次の2点です。
・観光客の趣向の変化
・観光と地域の関係
ニューツーリズムとは、「観光客」・「観光事業者」・「地域」の三
者が、それぞれに得をすることから生まれてきました。
現在、展開されているニューツーリズムは、大別すると6つに分類で
きます。(もちろん、細分化することも可能です。)
1まちづくり、地域づくり型観光:歴史散策、食べ歩き、まちあるき
など
2エコツーリズム:自然の中のトレッキング、ホエールウォッチング
など
3グリーンツーリズム:田植え体験、郷土料理づくり体験、星空観察
など
4エスニックツーリズム・文化体験:伝統行事体験、伝統技術体験
など
5産業観光:工場見学、近代産業遺跡見学など
6ヘルスツーリズム:湯冶、森林浴、ダイエットツアーなど
いずれの場合にも、
☆地域資源(地域のネタ)
☆観光資源(宿泊、観光施設)
☆地域資源を提供してくれる人材
を総合的に活用することになります。ですから、地域のおける各資源
の特徴を明確に捉え、みなさんの地域が目指すニューツーリズム(新
しい観光)の方向性を決定することが大切です。
地域に密着した新しい観光の成功事例には
★別府オンパク(別府八湯温泉泊覧会)
★南紀勝浦温泉・町並み博覧会
★京浜コンビナート観賞クルーズ
★屋久島エコツアー
★和歌山県新宮市林業体験
★北海道森林スポーツフェスタ
など、数々の事例があります。
今回は「別府オンパク」に焦点を当てます。
「別府オンパク」は、本来の別府の魅力を掘り起こして商品化し、新
しい観光を味わってもらうことを目的に、食・町並み・ヒト・温泉な
どの「地域資源」の再開発を行いながら、地域の魅力を活用した新し
い旅を提案しています。
2001年に第一回が開催され、毎年1~2回の頻度で継続されてい
ます。約100のプログラムが提供され、「散策」「グルメ」「カル
チャー」「運動」「エステ」など幅広い分野に及びます。
成功のポイントは、次の5点です。
1出発点は、多くの地域住民が参画するまちづくりであること
2個別に展開されてきたイベントを期間内に集中し、テストマーケテ
ィングを繰り返してきたこと
3各プログラムの実施者が自立できるように育成してきたこと
4近隣住民をターゲットに核となる、オンパクファン倶楽部会員を組
織したこと
5NPOを立ち上げ、魅力開発と事業者を支援し続けていること
みなさんの地域でも、「観光客」「観光事業者」「地域」の3者が潤
う新しい観光を創造することが必ずできます。身近な資源が活用し、
「まちおこし」を進展させましょう。
(新井 拓 あらい たく)
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『クリエーター No.02 矢澤 長介 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
本日の特集は、香嵐渓、足助屋敷などで有名な愛知県足
助町の元町長、矢澤長介(やざわちょうすけ)さんへの
特集記事にいてお伝えします。
皆さん、足助町というところをご存知ですが、いまは合
併して豊田市になりましたが、当時は、いわゆる町・村
のまちおこしでもトップクラスと評価されていた町なん
です。
例えば、観光客一つをとっても、年間100万人。人口
は、1万4000人であることを考えると、突出した実
力であることが分かります。
その施策は、ユニークなものばかりですが、矢澤町長を
含め何人かのリーダーの果たした役割は限りなく大きい
といえます。しかし、矢澤町長のスタートをお聞きする
と、まったくまちおこしには関心が無かったといいます。
では、何が矢澤さんをまちおこしに駆り立て、ここまで
の道を歩ませたのでしょうか?矢澤さんの描くまちおこ
しの未来はどのようなものでしょうか?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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