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第405号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,380部発行───
みなさん、こんにちは!!船井総研がお送りする まちおこしの決
定版「週刊 まちおこし」編集長のトチオです。
近頃、寒さが戻ってきてまるで冬のようです。最近、富士北麓で現
地見学会を催したのですが、そのときも「早春」と名づけたのです
が気温はマイナス。それでも楽しんでもらえたのにはやっぱりコツ
があります。詳しくはブログで!!
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
さて、今週のトピックは高知県馬路村。今も絶好調ですが、まちお
こしの中ではかなり昔から注目されている古典というべき事例なの
でしっかり読んで楽しみながら学んでください。
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今週のコンテンツ
■ 「まちおこし 実践事例 紹介 その5
高知県 馬路村 パート2」
■ 今月のまちおこし特集
『クリエーター No.06 山内 道雄 氏 インタビュー』
■ 今週のまちおこしニュース 1
絶好調 地域活性化ブログ 「ASHITABA」
http://astb.jp/
8000アクセス/月 突破!!!
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■ まちおこし実践事例 紹介 その5
「高知県 馬路村 パート2」
みなさん、こんにちは、地域ブランド創造チームjの杤尾です。
今日のお話は高知県で全国屈指のブランド産品を生み出した地域、
高知県 馬路村についてのパート2です。
さて、先日お話したように、馬路村の商品は他の同系統の商品と比べ
て非常の強い競争力を持っているといいます。今回は、その秘密につ
いて二つの視点から眺めていきたいと思います。
まず第一がコンセプトの設定です。世界観と言い換えてもよいかも
知れません。
現在このコンセプトの設定は地域ブランド産品に欠かすことはできま
せん。なぜか?
それは、多くの地域産品においてはコンセプトに基づくストーリーが
付加価値として大きな意味をもっているからです。少し話しはそれま
すが、、先日、普段はまったく味が違うと考えている二種類のコーク
を事前情報なしで飲み比べる機会がありました。もちろんわたしはわ
かるつもりで飲みましたが、、、、、実際には何度か外してしまいま
した。
実は、最近の商品は非常に質が高まってきているため、おいしいもの
が増えています。人間は、同系統の食品のおいしいとまずいは区別で
きますが、おいしいもの同士についてはなかなか区別がつきにくくな
ると言われています。
そこで、重要な指標となるのが、ペットボトルに巻いてあるブランド
としてのロゴやストーリーが非常に大きな意味を持つようになるわけ
です。
では、話を元に戻して、馬路村はどうしたのでしょうか?
彼らは決断しました。「自分たちはゆず製品をうるわけではない」と
では何を売ったのでしょうか?
彼らは言いました。「原始的な村を売る」のだと、、。
つまり、馬路村では数あるゆず製品と差別化を図るために、自分たち
が持つ強み 「素朴な村の原風景」 をお客様にアピールしようと考
えたわけです。都会で暮らす人々が懐かしく思い出すような村をコン
セプトとして組み込んだのです。
しかし、言葉で言うのは簡単ですが、どうやってこのコンセプトを商
品に落とし込んだのでしょうか?
そこで馬路村が注目したのが、デザインでした。具体的には、誰が見
ても「あ、、、懐かしい村だ」と思うようなデザインを作り、それを
商品の中に入れ込んだのです。
現在、このデザインは、商品、売場(Webやチラシ、カタログ)、
そして、生活現場にいたるまで徹底されています。
もちろん表現方法はデザインのみではありませんが、まずは消費者の
目に一番ふれる パッケージデザインという表現が一番わかりやすい
ということですね。
今回の実践事例からお伝えしたかったことをもう一度整理すると、、
1.大ヒット商品には明確なテーマ設定がされている
2.そのためにしっかりしたコンセプトメイキングが必要
3.さらにそのコンセプトをどうお客様に伝えるかが超重要
ということですね。
さて、みなさんの地域の一番の商品は、、、テーマは、、、、、、
そして表現方法はなんですか?
ぜひ、一度かんがえてみてください。
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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
プロフィール : http://www.machiokoshi.net/members/tochio.html
ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
ツイッター : http://twitter.com/keisuke_tochio
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『クリエーター No.06 山内 道雄 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
島根県、松江からフェリーに乗って、揺られて3時間。ようやく到着
するその島は、海士町といいます。
しかし、この海士町。近頃 特集されまくりの人気まちおこしの町で
す。
なんといっても人気は、「島じゃ常識サザエカレー」ですが、今回の
特集は現在、海人で取れる牡蠣を新技術によって冷凍保存する技術「
CAS」を含めて、町全体の舵取りをする町長、山内さんに焦点をあ
てています。
山内さんは、町長としての給料の50%カットや、島で完結する食材
の育成も含め、外貨(彼らは島外からの収入をこう呼びます、新鮮!
!)獲得策を次々に打ち出しています。
では、山内氏の決断はどのようになされたのでしょうか?
そもそも、山内さんを町長というリーダーにかりたてた要因はどこに
あったのでしょうか?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 船井総研 まちおこし ニュース 1
新しい 地域活性化ブログ 「ASHITABA」デビュー
いつも メルマガをご覧の皆様 ありがとうございます。編集長の
杤尾です。
昨年度、一度 告知をしましたが、異業種の若者による地域活性化
ブログ、アシタバがアクセス数をものすごーく伸ばしています。
『農と地域活性の日替わり情報発信ブログ アシタバ』
http://astb.jp/
このサイトでは、私 杤尾を含め、同年代かつ、地域活性化や農業
に力を入れ、第一線で活躍する皆さんからの現場の生の情報を聞く
ことができます。
耕作放棄地を市民農園に変える事業家
大手広告代理店に勤めながら農業を志す志士
農水省から農業を変えようとする若き官僚
シェアハウスで農業と若者を結ぶ志士
農業と地域を現場からつなげようとする志士
本当の豊かさを追求する農業に挑戦する百笑
新しい農業を開拓しようとするJAスタッフ
そして私が、日替わりでその週で面白かった記事をブログにアップ
していきます。
ここでしか、今しか、聞けない情報がタップリのブログ、これから
も楽しみにしていてくださいね。
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/ もよろしく!!
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