第432号 実践事例 紹介 その19 小布施再考 その2

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第432号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,500部発行───

みなさん、こんにちは!!船井総合研究所がお送りするまちおこし
メルマガの決定版 週刊 まちおこし の編集長 トチオです。

さて、突然 秋を飛ばしたように寒くなりそうな今日この頃ですが
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?くれぐれも体調には気をつ
けて秋の楽しい時間をすごしてください。

さて、今日は、そんな秋の味覚 栗 で有名な小布施のお話二回目
です。どうぞお楽しみください!!

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         今週のコンテンツ

■ まちおこし実践事例 紹介 その19
     『小布施再考 その2』

■ 今月のまちおこし特集
     『クリエーター No.13 松本 貢 氏 インタビュー』
 
■ 今週のまちおこしニュース 1
   B級グルメでまちおこし  出張講演 
   「B級グルメ事業を成功させるための6つのコツ」
   のお知らせ
   http://www.machiokoshi.net/

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■ まちおこし実践事例 紹介 その19
     『小布施再考 その2』

こんにちは!新井です。

前回に続いて、小布施の話です。江戸時代から続く栗菓子で有名です
が、本年5月にクリニック(視察ツアー)で訪問した「桜井甘精堂」
さんについて、お話しましょう。

「栗と北斎のまち」小布施の名物はなんと言っても「栗」。
桜井甘精堂を含め『栗御三家」が特に有名です。 

・桜井甘精堂  ... 一番の老舗。栗落雁が有名。
   モンブラン、どら焼きが最近は人気
・小布施堂 ... 栗鹿の子が有名。現市村市長の実家
・竹風堂 ... 北斎館前の栗おこわが人気。

クリニックでは、桜井英樹社長のご講演を拝聴しましたので、ポイン
トを紹介します。

桜井甘精堂さんは、創業200年を超える企業ですが、先代7代目佐
七社長(現会長)が、50年間社長を務め、現在の基盤を築きました。

【桜井英樹社長 ご講演妙録】

小布施は長野県で最も小さな町で人口12,000人。
ここに7つの栗菓子屋があります。
栗菓子の出荷額は約70億で、パン屋さんの45億、りんごの15億
よりはるかに多いのです。

私は昭和33年生まれです。戦争中の昭和16年~昭和30年位まで、
砂糖不足で営業できない時代もありました。6年前に社長に就任しま
したが、経営は難しい状態に突入していました。。それは、原材料が
値上がったにも関わらず、価格が据え置きだった事、高速のサービス
エリアでのシェア争いのための卸値のダンピングにありました。

これは、地域菓子の小売としては避けるべき事態でした。

社長に就任して1.価格を上げる 2.人件費削減に着手しました。
会長の父とは対立することもありました。しかし新工場は6年前
に作りました。卸先、生協さんの方が工場見学にお見えになるため
、エアシャワー等の設備を設置することもできました。

2年前から小布施観光協会の会長も務めています。小布施の入れ込み
数は平成8年がピークでした。今は減少傾向にあります。昨年は善光
寺のご開帳がありましたので、盛り返しましたが、これからも予断を
ゆるさない状況が続くでしょう。

このように 地域の中で地域と共にいきていく企業の力は、そのまま
まちおこしの原動力へとつながっていきます。良い企業が名物を創り
雇用を創り、地域ブランドを創ります。
皆様の地域の企業でもぜひチャレンジしていただきたいことです。


(新井 拓)
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『クリエーター No.13 松本 貢 氏 インタビュー』

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

地域特産品がアニメに!!!???

そんな奇抜な発想で、瀕死の林業組合を日本でもトップク
ラスの優良組合に変化させたクリエーター、それが、松本
氏である。

日本でも屈指の備長炭の産地である
和歌山県、みなべ川町を中心に、備長炭を単なる炭ではな
く、様々な用途に転換する手法からは、学ぶべき要素が数
多くある。

それでは、松本氏はなぜ、ここまでアグレッシブに、炭を
使い、地域を活性化しようとするのか?

今回は、その謎に迫ります!!

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

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■ 今週のまちおこしニュース 1
   B級グルメでまちおこし  出張講演 
   「B級グルメ事業を成功させるための6つのコツ」
   のお知らせ
   http://www.machiokoshi.net/

今、もっとも効果の高いまちおこし手法として注目されているのが

「ご当地グルメをつかったまちおこし」

です。私も先日、いくつかのTVから取材を受けましたが、現在、
市場で求められるニーズは最も高いといえるでしょう。実際、ご当
地グルメは、それほど認知度が高くない地域でも これから作れる
可能性が高いため、十分に成功できる余地があります。

事実、私がお手伝いしたいくつかの地域もほとんど名産品のような
ものがない地域でした。

そこで、今回は特にB級グルメという現在のトレンドを活かす形で
のご当地グルメまちおこしの成功手法を6つのコツに体系化してお
伝えする出張講演会を企画しました。

船井総研まではこれない、、、、
手伝ってもらえそうな地元の人にも聞かせたい、、、、
地域ブランドを作れる素材はあるが手法は知りたい、、、、

という地域の方は ぜひ 船井総研を呼んでください。。。
何もない 地域から 若者を中心に立ち上がった事例、、そのなか
でアドバイザーとしての役割を担った私から イベント成功のコツ
をお伝えいたします。

■月日 : 9月~12月でお好きな日程をお選びください
■時間 : 通常は 19時~21時など  3時間程度
■講座名
  第一講座「地域活性化のメガトレンドとB級グルメの可能性」
  第二講座「大成功事例に見る B級グルメ成功の6つのコツ」
  第三講座 グループワーク
      「さあ作ろう、わが町のB級グルメイベント!!」
■料金 : 20万円(旅費交通費別途 マニュアル付)

詳しくは ⇒   http://www.machiokoshi.net/
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