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第472号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,529部発行───
みなさん こんにちは!!船井総合研究所が送る、日本最大規模の
まちおこしメールマガジン「週刊 まちおこし」の編集長 トチオ
です。
さて、10月に入り寒暖の差が激しくなってまいりました。かく言
う私たち 地域活性化コンサルタントも寒いところと暖かいところ
を行き来しているうちに、体調を崩してしまう季節です。
イベントも終わるこの時期に考えてほしいのが、組織・人について
です。良い活性化策やアイデアもやはり実行するのは人・組織。ぜ
ひ秋の夜長には組織について考えてみてください。
それでは、今週号のマネジメント編どうぞ!!
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今週のコンテンツ
■今週のまちおこし「マネジメント 組織化編」
■今月のまちおこしクリエーター
『クリエーター No.08 松場 登美 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
(まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
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■今週のまちおこし「マネジメント 組織化編」
みなさんこんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの
前田です。今回のテーマはマネジメントです。
マネジメントの中でも「人材の育成」という部分について、実際の事
例を交えながらお伝えしたいと思います。
私自身がコンサルティングでお伺いしている企業は、中小企業が多い
のですが、そんな企業でも企業の成長と共に新しい人が入ったり、既
存の社員に対しても新しい業務を行ってもらうことがあります。
そして、今までの決まった業務を行っていた方に新しい業務をプラス
で行って頂くと必ず不平、不満が出ます。(表で出なくても、裏では
不満に思っています)
これは、人というのは自分の居心地の良い環境があると、その環境を
壊されるのを嫌う生き物だからなのです。
そこで大切になるのが新しい業務を行う目的と意義をしっかり認識さ
せることになります。
自分が新しく行う業務自体が会社にとってどれだけ大切で、本人に期
待しているということをしっかり言葉で伝えます。
ただ、それだけでは期待につぶされてしまうこともありますし、やり
きれないこともあるので、責任者(社長)に必ず本人に声をかけるよ
うお願いしています。
そして、できていないことを責めるのではなく、できていることを褒
めるようにします。そうすることで、新しい仕事に取り組んだことに
対して認めてあげることになるので、本人のやる気も上がるのです。
ポイントはただ任せるのではなく、責任者が観てあげること。そして
、仕事の成果を認めてあげることです。
人というのは「誰かのためになっている」と実感できるときにやりが
いを感じるので、仕事を評価し、認めてあげることがとっても重要に
なります。認めてあげることで仕事に対してのモチベーションも上が
り、仕事に対して前向きになれるのです。
次に、新しい人を戦力化するときに一番大切にしているのは学ぶより
も「慣れる」ということです。
色々と仕事を教えるよりも忙しい現場でとにかく仕事をしてもらうこ
とが一番の成長になります。そして、さらに成長させるには、常にそ
の人の仕事ができると思っている限界プラスアルファの仕事をしても
らいます。そうすることで自分自身で工夫をして、仕事の効率化がで
きて、生産性が自然とあがっていきます。
例えば、ある小売店舗で1日の販売10万円程度の業務でも忙しいといっ
ていたレジ対応をしている女性スタッフが、通常の3倍以上の売上のあ
る2日間のイベント時に、いつもと変わらない人員でレジ対応をしても
らうと、今まで「忙しい、忙しい」というのが社長へ向かっての口癖
だったのが、イベント後は10万円の売上の日は「暇ですね~」と社長
に話しかけるようになりました。
自分が限界だと思っている壁を「やるしかない」環境におくことで、
自分で勝手に突破してくれたのです。
このように新しい人を戦力化、育成しようと考えた時は、工夫して働か
ざる得ない環境を用意してあげるのが一番の近道になります。当然、無
理に働かせ続けるだけでは辞めてしまいますので、しっかりとしたフォ
ローは必要になりますが・・・。
人を育成していくために重要なことは
1.取り組んだ仕事を認めて、評価してあげること
2.やらざる得ない環境において能力を引き出してあげること
の2つになります。
あるフランスのブランド漆器の製造販売をしている経営者は、自分たち
経営者の仕事は働いている社員とコミュニケーションをとることと仕事
を受注して社員に仕事を与えることだけだと話されていました。
皆様方が組織の中でもっと生産性を挙げて仕事を取り組むときはぜひ、
上記の2つを意識していただければと思います。
(文責:前田輝久)
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■今月のまちおこしクリエーター
『クリエーター No.08 松場 登美 氏 インタビュー』
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
島根県の奥深く、遥か昔から歴史の舞台に登場した、地域が
あります。そのまちこそが、世界遺産に近いとされる石見銀山
です。
石見銀山の魅力、もちろん、銀山としても魅力もあるのですが
それ以上に面白いのが"人"です。
その試みは、いわゆるボランティアガイドや様々な特徴的な
企業などの人と組織に集約されます。
その中でも今回 特集するのは、観光カリスマでもある
松場 登美さんです。松場さんは、石見銀山にオシャレな
空間 ブラハウスをオープンして、アパレルを中心とした
様々なオリジナルの工芸品を売っています。
しかし、松場さんが最初から大成功していたか、というと
そうではありません。人間だれしもがターニングポイントを
持ちます。
では、松場さんのポイントは一体どこにあったのでしょうか?
そもそも、松場さんが地域のクリエーターとして駆り立て
られた理由はどこにあったのでしょうか?
詳しくはレポートにて!!!
http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html
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■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
(まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)
このコーナーは、今年も一般の方に開放いたします。
船井総研からのまちおこし情報に加え、各地域のイベントやまちおこし
情報を紹介したい方からの弊社への投稿情報を元に、情報を精査し、お
伝えしていきます。
もちろん、対象は、、、
持続可能なまちおこしをねらった企画
であることです。農業、商業、工業といったジャンル、年齢に関わらず
どしどし応募ください。
お便り お待ちしております!!
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