第474号 マネジメント 運営編 その1

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第475号 発 行:株式会社船井総合研究所
事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,529部発行───

みなさん こんにちは!!船井総合研究所が送る、日本最大規模の
まちおこしメールマガジン「週刊 まちおこし」の編集長 トチオ
です。

さて、いよいよ11月に突入。今年も残すところあと2ヶ月を残す
のみとなりました。なんだか、1年の色々なことが頭をよぎる季節
でもあります、、、、。

しかし、残りの2ヶ月、、今年の反省もさることながら大事なこと
は来年度の計画です。1年の計は元旦にあり、、では遅すぎますの
で、ぜひメルマガを活用しながら、マーケティング、マネジメント
の両面で 来年に達成したいことを実現する計画をつくってみてく
ださいね。

それでは、今週のメルマガ 組織編をどうぞ!!

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         今週のコンテンツ

■今週のまちおこし「マネジメント 運営編 その1」
                     
■今月のまちおこしクリエーター
『クリエーター No.09 下吉 龍一 氏 インタビュー』

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

■今週のまちおこしニュース1
   B級グルメでまちおこし  出張講演 
   「B級グルメ事業を成功させるための6つのコツ」
   のお知らせ
   http://www.machiokoshi.net/

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■今週のまちおこし「マネジメント 運営編 その1」

皆様 こんにちは、地域ブランド創造チームの杤尾(とちお)圭亮で
す。さて、今月のテーマは組織の運営の仕組みについてお伝えできれ
ばと思います。

まず最初に話をしておかなければいけないことは、まちおこしの組織
と通常の組織(会社や行政や組合)を運営していく上では、共通項も
多いのですが、一方で大きく異なる点があることに気をつけなければ
いけません。

最も大きな違いは、多くの場合、まちづくりの組織は、初期段階にお
いてはお金を生み出す、引っ張り込むことが難しいので、メンバーへ
の経済的な還元をつくることが難しい点です。

ですから運営においても、あくまでも参加者の生活スタイルを守りな
がら、なおかつ経済的な価値=お金以外のところで、参加者のモチベ
ーションを上げる仕組みが必要になります。

○運営頻度は1ヶ月に2回が限度

これまで数々のまちおこし組織に参加してまいりましたが、まず大切
のは、その組織の開催頻度です。特に初期段階においては、参加して
いるメンバーも 組織について懐疑的であるため、それほど大きな負
担をかけない範囲での運営が望ましいです。

これまでの経験からは、1ヶ月に最大で2回。それも大体各回2時間
程度が限界です。それ以上になると、本業などに支障がでます。もち
ろんやる気に応じて メンバー間で活動時間に差があってもOKなの
ですが、全体で集まる時間はその程度に抑えましょう。

○やる気の源は発言

しかし、開催頻度や時間が短ければ短くなるほど、組織や活動の意味
や意義を実感することは難しくなります。そこで大切になってくるの
が発言です。自分が何かに対して意見を言う機会を少なくとも会議の
中で3度持つと、会議へのモチベーションは大きく上がります。

2時間で各メンバーが3度発言する、、、、となると、そう!!
お分かりのとおり、大多数が参加する会議では時間的に難しいですね。

私の感覚では、会議も15名が限界です。
15名×3回×1分=45分 残りの75分で話を進める、という感
覚です。

発言は、個々人の価値観をメンバー全員が知る機会になると同時に、
組織全体の方向性をメンバーで手探りできめていく、その意思決定に
参加しているという感覚を生み出します。この感覚が明確になると、
組織への忠誠心が大きくあがっていきます。

あと気をつけなければいけないのは、特に初期段階においては、発言
に責任を負わせないことです。後々、組織化が始まり、徐々にメンバ
ーのモチベーションがあがった後であれば、発言に責任を持ち、発言
したメンバーが中心で実行する、という形が望ましいです。しかし
初期段階においては、とにかく発言を促すために、責任制ではなく、
自由に発言できる空気を作ることを心がけましょう。

最後になりましたが、以上のように書くと、誰かが組織をまとめてい
かなくてはいけません。それがコーディネーターやファシリテーター
といわれる人たちです。

ぜひ、こういう専門家も交えながらノウハウを学び、良い組織の運営
をしてくださいね。
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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/members/index.html
ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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■今月のまちおこしクリエーター
『クリエーター No.09 下吉 龍一 氏 インタビュー』

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

鹿児島からさらに車で30分南に下ると発見できるまち、
それが指宿です。

指宿といえば、砂蒸し風呂ですが、それに負けず劣らず、
地域活性化業界をにぎわしているのが、指宿で初めて
行われた道の駅PFIです。

PFIとは、民間の力(資金から運営ノウハウまで)を活用して
公共事業を行う施策ですが、当時の鹿児島県という地域で
それができる空気はありませんでした。

それを実現した立役者が今回の下吉氏です。

しかしリスクを恐れると考えられる市役所スタッフが
なぜPFIに携わるようになったのでしょうか?

下吉氏をPFIへと駆り立てたものはなんなのでしょう?

さらに下吉氏は、その先の未来に何をみるのでしょうか?

詳しくはレポートにて!!!

http://www.machiokoshi.net/100angya/reports/index.html

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■今週のまちおこしニュース1.
   B級グルメでまちおこし  出張講演 
   「B級グルメ事業を成功させるための6つのコツ」
   のお知らせ
   http://www.machiokoshi.net/

今、もっとも効果の高いまちおこし手法として注目されているのが

「ご当地グルメをつかったまちおこし」

です。私も先日、いくつかのTVから取材を受けましたが、現在、
市場で求められるニーズは最も高いといえるでしょう。実際、ご当
地グルメは、それほど認知度が高くない地域でも これから作れる
可能性が高いため、十分に成功できる余地があります。

事実、私がお手伝いしたいくつかの地域もほとんど名産品のような
ものがない地域でした。

そこで、今回は特にご当地グルメという現在のトレンドを活かす形
でまちおこしの成功手法を6つのコツに体系化しておえする出張講
演会を企画しました。

船井総研まではこれない、、、、
手伝ってもらえそうな地元の人にも聞かせたい、、、、
地域ブランドを作れる素材はあるが手法は知りたい、、、、

という地域の方は ぜひ 船井総研を呼んでください。。。
何もない 地域から 若者を中心に立ち上がった事例、、そのなか
でアドバイザーとしての役割を担った私から イベント成功のコツ
をお伝えいたします。

■月日 : 11月~12月でお好きな日程をお選びください
■時間 : 通常は 19時~21時など  3時間程度
■講座名
  第一講座「地域活性化のメガトレンドとB級グルメの可能性」
  第二講座「大成功事例に見る B級グルメ成功の6つのコツ」
  第三講座 グループワーク
      「さあ作ろう、わが町のB級グルメイベント!!」
■料金 : 15万円(旅費交通費別途)

詳しくは ⇒   http://www.machiokoshi.net/
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■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)

このコーナーは、今年も一般の方に開放いたします。

船井総研からのまちおこし情報に加え、各地域のイベントやまちおこし
情報を紹介したい方からの弊社への投稿情報を元に、情報を精査し、お
伝えしていきます。

もちろん、対象は、、、

持続可能なまちおこしをねらった企画

であることです。農業、商業、工業といったジャンル、年齢に関わらず
どしどし応募ください。

お便り お待ちしております!!
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