第483号 特選事例 ご当地グルメイベント その3

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│週││刊││ま││ち││お││こ││し││2012│
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              第483号
   発行:株式会社船井総合研究所 地域ブランド創造チーム
      http://www.machiokoshi.net/
   事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
   E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,529部発行───

みなさん こんにちは!!船井総合研究所が送る、日本最大規模の
まちおこしメールマガジン「週刊 まちおこし」の編集長 トチオ
です。

まだまだ寒い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の周りでもインフルエンザが猛威をふるっております。お忙しい
年末ではありますが、体調はまちおこしの必須条件。

先日、まちおこし仲間と話をしていて話した、地域おこしに必要な
三つの「S」とは、スピード、スタミナ、スピリッツ!!来年度に
向けてすっかり準備をしていきましょう。

それでは、今週は特選事例、ご当地うどんサミットです。
どうぞ!!!

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         今週のコンテンツ

■ 目からウロコ!!まちおこし 特鮮事例 
             「ご当地うどんサミット その3」

■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
 「計画発表に見る 二つの反応」
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio

■ ビックリ事例を解説!!マーケティングプロの視点
 「なんと ビックリ 直売店売上3倍のヒミツ!!」

■ 今週のまちおこしニュース

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■ 目からウロコ!!まちおこし 特鮮事例 
             「ご当地うどんサミット その3」

皆さん こんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの杤
尾圭亮(とちお けいすけ)です。いよいよ今月、2月から「まちお
こし 特選事例」がスタート。
このコーナーでは、船井総研で実際に生で携わった事例をもとに様々
なまちおこしを1ヶ月間かけて解説していきます。

2月のテーマは、ご当地グルメの全国イベント!!!
昨年 10月に行なわれた「ご当地うどんサミット」を題材として解
説していきます。

全国 ご当地うどんサミットWeb
http://www.udon-summit.jp/

第3回目の成功のポイント2は、人・モノ・金・情報、の「モノ」
についでご説明します。

ご当地グルメサミットでは、商品が良くなければ絶対に人はあつまり
ません。人が集まらなければ、売れないのでイベントは失敗します。

つまり、いかに魅力的な「商品」を集めてくるかが一番重要ともいえ
るわけです。

●商品を因数分解する

私は思い出します。最初に、ご当地うどんサミットをご提案した時の
ことを、、、。

私「うどんでサミットをすれば 1万人は集客できます」
皆「杤尾さん、うどんだけで集客は無理ですって(笑)」

そうです。実は、うどんといった場合に皆さんが想像するごく普通の
うどんでは、食べ比べもなにもありませんから集客は難しいです。

しかし視点を変えてうどんを因数分解すると面白いことが分かります。
うどんとは、すなわち、、、

うどん + スープ + 具材

で構成されており、それらの一つでも特徴的であれば、うどんという
ジャンルを超越した異なるメニューになるのです。例えば焼きうどん
(タレに特徴)とカレーうどん(スープに特徴)、味噌煮込みうどん
(スープに特徴)、伊勢うどん(麺に特徴)では全く異なるメニュー
と認識されます。

そこで、募集においては、以上の3点を審査ポイントにして募集をか
けました。

●数を集める

次に大切なのが 数を集めることです。グルメサミットなのですから
やはり数は大切です。どれだけ多くの食べ比べができるかが人々の注
目を集めます。
(↑たとえ 全部食べられなくても!!)

ではどのくらいの数を集めればいいのでしょうか?

私の経験では、1万人以上集めたければ、少なくとも10店以上の店
舗数は必要になると思います。1桁では やはり地方大会の域を出な
いでしょう。

しかし、そう簡単に商品を集めることができるのでしょうか?もちろ
ん 答えは、、

「集められない」

です。どんなに一生懸命告知しようとも、第1回目のイベントは効果
が未確定ですから、自発的に応募してくるものはごく少数です。つま
り 待っているだけでは集められないのです。

ではどうするのか?

そこで必要になるのが 一本釣りです。

特に、前述のうどん、スープ、具材において特筆すべきうどんを自ら
リサーチし、ぜひ応募して欲しいと口説いていくのです。特に 第1
回目や2回目はこういった努力が必要です。

もちろん 時にはメールや電話だけではなく
直接 話をする必要があります。

けれども、商品力が上がればあがるほど、注目度もあがるのです。

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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
http://www.machiokoshi.net/members/index.html
ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
   「計画発表に見る 二つの反応」
   http://blog.livedoor.jp/keisuketochio

本日は、打ち合わせを含めて3件ほど案件があったのですが、そのう
ち2件が 体調不良でキャンセルに、、、。

私もそうでしたが、今年は1月の日程がとにかくきつかったので、正
月以降の多忙な日々の疲れが皆さん でているのですね。
どうか お体には十分お気を付けください。

ところで、今日は千葉県の京葉コンビナートに位置する 地域の商店
街を含めた地域活性化計画の報告会でした。

これまで5回、私からの講義、皆さんのワークショップで知恵を出し
合ってきた結果です。

こういうときはドキドキします。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓続きはコチラ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/keisuketochio

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■ ビックリ事例を解説!!マーケティングプロの視点
「売れない時期にレスポンス率30%強!驚きの顧客名簿活用術」

みなさんこんにちは!先回に引き続き、中野一平がお送りするマーケ
ティングプロのコーナー。今回は、事例の成功のポイントをお伝えし
ます。

ポイントを一言で申しますと「顧客名簿を絞ること」です。
1 前年もしくは直近1年購入者に絞る
2 その1年の中で購入回数順で絞る
3 その1年の中で購入金額順で絞る

これを実践することで「買ってくれるお客様」にDMを出すことがで
きます。よく「売れない歳暮明けにDMを出してもDMの印刷費や発
送費が回収できない。」という声を耳にするのですが、「買ってくれ
ないお客様」にもDMを出してしまっているからなのです。

2,000件発送でレスポンス率30%の調味料メーカーでは、1に絞った
だけです。「昨年お世話になったお客様限定」とし、購入者全員に人
気の粕漬をプレゼントしました。

4,000件発送でレスポンス率105%という信じられない数値を叩き出し
た菓子・パンメーカーでは、通常25,000件の顧客名簿を1~3の組み
合わせで4,000件に絞り、カレンダープレゼントや抽選会などを行い
ました。

「売れない時期に買ってくれてありがとう!」という感謝の気持ちを
カタチに変えて、通常では実施しないプレゼントや仕掛けを加えるこ
とで、さらに効果は上がります。

この考えに基づけば、食品の通信販売以外でも、顧客名簿をお持ちの
業種の多くで効果が得られると思います。ぜひ、チャレンジを!

(文責:中野一平)
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■ 今週のまちおこしニュース大募集!!
  (まちおこし情報ならだれでも2500人以上に配信できます)

このコーナーは、今年も一般の方に開放いたします。

船井総研からのまちおこし情報に加え、各地域のイベントやまちおこ
し情報を紹介したい方からの弊社への投稿情報を元に、情報を精査し、
お伝えしていきます。

もちろん、対象は、、、

持続可能なまちおこしをねらった企画

であることです。農業、商業、工業といったジャンル、年齢に関わら
ずどしどし応募ください。

お便り お待ちしております!!
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