第512号 地域ブランド化は必要か? その2

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              第512号
   発行:株式会社船井総合研究所 地域ブランド創造チーム
      http://www.machiokoshi.net/
   事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
   E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,471部発行───

みなさん こんにちは!!船井総合研究所が送る、日本最大規模の
まちおこしメールマガジン「週刊 まちおこし」の編集長 トチオ
です。

さあ、花粉の季節も最盛期ですが、みなさんいかがお過ごしですか?
私は毎日くしゃみの連続。ハ、、、ハ、、ハックション!!
失礼しました。

今週は、あの東日本大震災から二年という節目の日がありました。
東北を中心とした広大な地域に大きな爪あとを残したあの日から
二年という節目の日、、、、みなさんは何を思いましたか?
そして何を決意しましたか?

こういう節目の日はとても大切です。みなさんしっかり過去を見つめ
未来を思いましょう。

それでは、今週号のまちおこしをどうぞ!!

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         今週のコンテンツ

■ 読めばナットク!地域ブランド化のススメ
         「3月 地域ブランド化は必要か? 2 」

■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
  「時間と休戦する」
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

■ 新企画 今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集
  (NPO法人 ドットジェーピーとの共同企画)
  「和光市長 松本 武洋」
   http://www.dot-jp.or.jp/contents.php?id=300

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■ 読めばナットク!地域ブランド化のススメ
         「3月 地域ブランド化は必要か? 2 」

皆さん こんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの杤
尾圭亮(とちお けいすけ)です。

さて、今月のテーマ
「地域ブランド化は必要か?」
の第二回は、その必要性を考えてみましょう。

まず、答えから先に言わせていただくと、

「地域ブランドは必要」

です。それは、日本の社会構造が大きく変化しており、その変化に
対応するためには、ブランド化がもっとも効果的な手段だからです。

さらに、日本の中でも圧倒的に多数をしめる小さな地域、、、、、
1700市町村のうち、人口5万人以下の自治体は1200を超える
人口規模の小さい地域においてはこのブランド化が必須施策になると
考えても良いでしょう。

ではなぜそうなるのか?


まずは、将来の日本の状況を考えながら
なぜ、特に小さな地域においてブランド化が必要になるかをみて
いきましょう。


〇人口減少が地域を疲弊させる

みなさん ご存知の通り 日本全国で人口が減少します。

そのスピードはこれからいよいよ本格化します。

そして、
最盛期は1億2000万を超える人口があった日本は、
2050年、つまり今からたった35年後には
1億人を切るといわれています。

その落差、2000万。

東京を中心とする最大の経済圏 東京圏の人口総数が3000万程度
ですからその2/3に匹敵する人口が失われるということです。

これは国力の大きな喪失です。

しかし、小さな地域ではもっと大きな変化が生まれます。

それは、この人口減少スピードが一定ではないことに原因があります。

結論から申し上げましょう。

「今後、日本の地域では、特異な例外地域を除き、
 
  "人口規模が小さい地域ほど急速に人口減少が進む"」

という現象が起こります。

これは、人口が地域から流出することに原因があります。
ある程度の人口規模があり、地域の外むけの産業で「外貨」をかせぐ
ことができる地域は、地域としての耐久力が強く、職数も安定しています。
しかし、小さな地域はなかなか地域外との交流が薄く、外貨をかせぐ
方法がないため、そもそも職数が限られます。
そうなると人口流出がうまれ、自然に減少する以上に人口が減って
いくわけです。

皆さんの地域はどうでしょうか?

実はその人口減少スピードを非常に簡単に把握する方法があります。
政府の人口問題研究所のWebには、日本全国の1700市町村別の
人口予測データが掲載されています。
データは現在 2035年まででですが、とても参考になります。
ぜひ自分の自治体の人口をチェックしてみて下さい。

【国立社会保障・人口問題研究所】 市町村別人口 予測データ

http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson08/5-sai/shosai.html
(都道府県別になっているので該当する都道府県のデータを
 ダウンロードしてください)


・・・・・・・

さて、Webページは開きましたか?
該当する、県のファイルの中に、皆さんの自治体名もあるはずです。

ビックリする結果でしたか?

そうです。これからの日本の人口減少は みなさんから遠い国の話で
はなく、ごく身近のこのまちで起こる話なのです。

そして、その影響を軽微にし、むしろプラスに変えるために
ブランド化があるのです。

次に来週には、なぜブランド化が効果的かみていきましょう。


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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
  「時間と休戦する」
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

みなさん こんにちは!!地域活性化コンサルタントの杤尾圭亮です。

今日はとてもとても風が強い日でしたね。

おかげで、東京から富士北麓に向かう電車は大幅に遅れました。

まず、そもそも風がつよいので速度を落として運転。
さらに電線に障害物があたって 停車。
大月で乗り換えるはずの電車は待ってはくれず出発し、
さらに駅で30分まち。

私は、終始バタバタしているので

「こういう時間の遅れはとても困るのでは、、」

と思う方も多いでしょう。
しかし、実はお客さんの迷惑にならない限り
私はこういう時間にはまってしまうのは結構好きです。

普段は常に目的地への、、、、、、
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■ 新企画 今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集
  (NPO法人 ドットジェーピーとの共同企画)
  「和光市長 松本 武洋」
   http://www.dot-jp.or.jp/contents.php?id=300

「日本の地域を引っ張る地域リーダーの声が聞きたい!」
そんな皆様の声にお答えする企画、それが今回の
「今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集」です。

この企画は、NPO法人 ドットジェーピーさんに所属する学生スタ
ッフによる自治体 トップの生インタビュー記事 をそのまま読める
というスグレモノ企画です。

あのトップにはこんな思いがあったのか、、、、

そんな新しい発見と地域への思いを新たにしていただければと思いま
す。

今回の地域トップ  「和光市長 松本 武洋」

私は市長になる前は市議会議員で、その前は出版社でサラリーマンを
していました。そこでは会計や経済の分野、特に企業の会計改革や
ディスクロージャーを専門にやっていて「ディスクロージャーを推進すれば、
日本の会社がよくなって日本が元気になるはずだ」、
そういう意識で仕事をしていました。私がその仕事をしていた時は企業の
ディスクロージャーが大きく変わった時期でもあったので、必死で仕事に
取り組んでいました。そんな時にたまたま住んでいた、、、、

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