第520号 ブランド化手法 資源選定編 その2

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              第520号
   発行:株式会社船井総合研究所 地域ブランド創造チーム
      http://www.machiokoshi.net/
   事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
   E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,471部発行───

みなさん こんにちは!!船井総合研究所が送る、日本最大規模の
まちおこしメールマガジン「週刊 まちおこし」の編集長 トチオ
です。

近頃、気の早い台風に出張が重なることが増えています。気流の関
係でゆれますが、飛行に影響はありません、、、といわれても、や
っぱり大揺れに揺れると怖いですよね。まちおこしてきには、帰省
や夏祭りなどのまちおこしチャンスの多い夏が待ち遠しいです。

さて、今週はブランド化手法、資源選定の2回目です。どのように
分類、抽出するかをじっくり学んで下さい!!

それでは、どうぞ!!

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         今週のコンテンツ

■ 読めばナットク!地域ブランド化のススメ
        「6月 ブランド化手法 資源選定編 その2」

■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
  「長崎県庁 地域ブランディング研修 2日目」
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

■ 新企画 今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集
  (NPO法人 ドットジェーピーとの共同企画)
   今回の地域トップ「小平市長 小林正則」
   http://www.dot-jp.or.jp/contents.php?id=341

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■ 読めばナットク!地域ブランド化のススメ
        「6月 ブランド化手法 資源選定編 その2」

皆さん こんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの杤
尾圭亮(とちお けいすけ)です。さて、今月からはいよいよ具体的
なブランド化の手法に入ります。第2週目の今回は、分類方法です。

よくまちおこしの資源としていろいろなテーマで話あうと、様々な
資源が取り上がってきます。例えば、、

山、川、湖 
祭、神社、
酒、温泉
野菜、果物
地域のご当地グルメ
博物館、美術館、etc etc,,,,

これらを挙げていくだけでも価値があるのですが、多くの資源を持つ
皆さんの地域で大切になってくる考え方は、これらの資源を

1.カテゴリーで整理すること
2.選択・集中すること

です。

地域ブランド化とは極論を言えば、

「あの地域といったら あれだよね!」

の「あれ」を作り出すことです。総花的なブランド化もありますが、
効果がでるまでに膨大な時間がかかってしまいます。

もちろん、莫大な予算があれば話は別ですが、限定された人、モノ、金、
情報で取り組むためには、まずはいくつかに分類された資源につて議論
し、一点集中してから全面展開するのが最も効率的です。

しかし、この一点集中が難しいといわれます。

その理由は、上記に挙げたような様々な地域資源を単純比較することが
難しいためです。

山と祭をどうやって比較するのか、、、?

そのために必要になるのが、特定のカテゴリーへ分類することです。

一般に、地域資源とは大きく三つに分類されるといわれています。

1.自然資源(山・川、湖など自然条件によって形成される資源)
2.人文資源(神社、仏閣、城など歴史的な営みによって形成される資源)
3.経済資源(工業団地など短期間で人工的に形成された資源)


いろいろな地域資源がこの三つのうちどこに位置するかを考えることが
分類への第一歩です。ただし、各資源が特定のカテゴリーにだけ位置している
かというとそうではありません。

例えば、「山」は自然資源ですが、「歩く」をくわえて「登山」にすると
自然資源に軸足を置きながらも、ツアーとしての経済価値や、登山としての
歴史などの文化的価値がでてきます。

考えるときには、
ちょうど三角形の頂点がそれぞれ中心になるように丸を三つ書いてください
丸の描き方では、ちょっと丸同士が重なるように書いてみてください。

それぞれの丸が重なり、一番中心は三つの円が重なる「べん図」のような
図形になったのではないでしょうか。このようにお互いのカテゴリーが
重なりあって存在していると考えてもらうとちょうどいいです。

あと、みなさんが挙げる資源を、この三カテゴリーにあてはめていくことで
分類し、ブランド化に対して効果の高い資源をを見つけていきます。


では、地域ブランド化に効果の高い資源はどこに位置するのか?

それを知るためには、みなさんがTVなどでまちおこしといわれるときに
よく取り上げられる資源を思い出してもらえればよくわかります。

例えば、温泉、酒、菓子などはよくまちおこしでとりあげられますよね。

なぜでしょうか?

それは、どの資源も上記の自然、文化、経済という側面を持つためです。
例えば、温泉は
 その地域からしかでない特殊な水資源であり ⇒ 自然資源
 そのお湯が金銭的な価値に還元でき     ⇒ 経済資源
 さらにその温泉で武将や文豪が湯治したなどの歴史持つ ⇒ 文化資源
であるケースが多くなり、人々がその地域を認識しやすい資源となるのです。

お酒やお菓子も同じですね。

先程の丸の中では、ちょうど一番中心の三つの円が重なるところに位置して
います。

つまり、皆さんが思い描く資源を三つの側面で分類してみて、特にその一番
中心にある資源、それが地域ブランド化にもっとも効果の高い資源であると
いうことになるのです。

ただし、ここからさきは皆さんのアイデア次第になります。

例えば、単なる山では自然資源ですが、これが一番地域ブランド化に近いと
考えれば山に関する歴史を見直し、かつて武将が歩いた道のりをコースとし
て売り出せば、立派な観光商品になります。

ようは皆さんが「これだ!」と思う資源を三つの円が重なる中心に位置する
ように押し上げていくと非常に価値のある資源になる、ということなのです。

では、一体どうすれば、そのような資源を見つけることができるのでしょうか。

来週は具体的なやり方に進んでまいりましょう!

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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
  「長崎県庁 地域ブランディング研修 2日目」
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

本日は、長崎県庁での
地域ブランディング研修 2日目。

いよいよ、理論編と実践編です。

理論編では、
通常、地域産品や特産品をブランド化するための
順番を意識してお話しましたが、
実は、どのスキルが必要になるかは、
その方が実際に直面する場面によって異なります。

具体的な場面をお話しますと、、、、、

通常、ブランディングを目指す場合、、
○○地域ブランド協議会
のような会議体が作られ
中核となります。

ここには商工、農業、行政、大学など
数多くの地域キーパーソンがあつまり、
物事の方向性を決定していきます。

ただ、多くの関係者を集めるために
実際には、毎月、2時間程度の開催になる
パターンが多く、
いかに短時間で、一つの鋭い方向性に
持っていくかがキモにもなります。

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■ 新企画 今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集
  (NPO法人 ドットジェーピーとの共同企画)
   今回の地域トップ「小平市長 小林正則」
   http://www.dot-jp.or.jp/contents.php?id=341


「日本の地域を引っ張る地域リーダーの声が聞きたい!」
そんな皆様の声にお答えする企画、それが今回の
「今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集」です。

この企画は、NPO法人 ドットジェーピーさんに所属する学生スタ
ッフによる自治体 トップの生インタビュー記事 をそのまま読める
というスグレモノ企画です。

あのトップにはこんな思いがあったのか、、、、

そんな新しい発見と地域への思いを新たにしていただければと思いま
す。

今回の地域トップ「小平市長 小林正則」

Q.市長になろうと思われたきっかけはなんですか?

A.もともと、議員秘書を経て市議会議員、都議会議員という議員畑
を歩いて来ました。
ただ議会は立法府なので、実現したい事があってもできないことのほ
うが多く、議員の限界を感じることも多かったです。また、自分自身、
行政のプロとしての顔と市の広告塔としての顔を兼ねる仕事をしたか
ったこともあり、、、、

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