第528号 地域ブランド化手法 物語力 その2

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  │週││刊││ま││ち││お││こ││し││2013│
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              第528号
   発行:株式会社船井総合研究所 地域ブランド創造チーム
      http://www.machiokoshi.net/
   事務局:TEL 03-6212-2930 杤尾 圭亮
   E-mail:[email protected]
───────────────────── 2,471部発行───

みなさん こんにちは!!船井総合研究所が送る、日本最大規模の
まちおこしメールマガジン「週刊 まちおこし」の編集長 トチオ
です。

いよいよ、寒冷前線南下!!ということで、先日東北にお邪魔した
時にはもうかなり寒くなっていました。
(高知は暖かかったのに、、、)

さて、冬こそ春に向けてのまちおこしを練るべきとき!
特に、ストーリーなどはその典型です。

できれば、ぜひ皆さんの地域のストーリーを考えてみて下さいね。
それでは、ストーリー性 第二週目をどうぞ!!

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         今週のコンテンツ

■ 読めばナットク!地域ブランド化のススメ
        「11月 ブランド化手法 ストーリー その2」

■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
  「一関暮らし 体験ツアー 2日目」
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

■ 新企画 今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集
  (NPO法人 ドットジェーピーとの共同企画)
  「東京都多摩市長 阿部 裕行」
  【失敗を恐れるな!】
http://www.dot-jp.or.jp/contents.php?id=355

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■ 読めばナットク!地域ブランド化のススメ
        「11月 ブランド化手法 ストーリー その2」

皆さん こんにちは。船井総合研究所 地域ブランド創造チームの杤
尾圭亮(とちお けいすけ)です。さて、今月は商品テーマが設定さ
れたあとの物語の重要性、作り方についていくつかの技法をお伝えし
ていきたいと思います。

先週は、物語に二種類があることを解説しました。今週はそのうちの
一つ、地域に眠る歴史や伝統、思いといった物語についてその力と
作り方について 話をすすめましょう。

今回の物語力は、主に頭の左脳を使います。
左脳は言葉をつかさどる脳と呼ばれます。つまりこのメルマガを
読んでいる皆さんのように、言葉を読んで理解し、イメージする力
を刺激するのが、一つ目の物語力です。

例えば、、、
〇〇さんが10年作り続けてできあがった△△△
〇〇地域に江戸時代から伝わる伝統工芸文化□□□
名シェフ〇〇が監修した●●ホテルのディナー
などがそれに当ります。
言葉で語って、理解し、特に知に訴える要素が強いため、
知の物語と呼んでおきましょう。

地域ブランド化においても 早いうちから注目された物語であり、
多くの物語が全国にあふれています。


さて、では、みなさん、この状況をどう判断しますか?


実は、われわれは競争過多になっていると判断しています。

先月の3Cで説明したように、結局 商品ブランドの大きな部分は
市場と競合という要素が決め手となるケースが多いです。

そう考えると、この知の物語は
いまではあまりにもありふれた市場になり ⇒ 成熟化
しかも競争相手が多すぎる ⇒ 激しい競争
と判断できます。

また市場の消費者も、知の物語に対しては、かなりのヘビー
ユーザーになっており、単なる知の物語には反応しなくなって
いるといっても過言ではありません。

では、あえてその中にあって知の物語において
大切な要素はなんでしょうか。

それは、決して嘘をつかず、地域の資源から丁寧に作り上げて
いく、ということでしょう。

商品のブランド化においては、激しい競争に勝つために、どうして
も思いや歴史や伝統を誇張するあまり「本当」の範囲を大きく超えて
しまうことがあります。
昨今の産地偽装や誤表示についてはその結果だと考えています。

その境界は非常にあいまいで、ある一線を越えると
誇張 が 誤表示になり、そして偽装になります。

では、誇張することはいけないのか?

そうではありません。

私もブランド化のアドバイザーとしては、事実について、ある程度
言い方を変えて表現することは必要だと思います。
しかし、上記の通り競争にさらされるあまり、一線を越えると、
それは「嘘」と判断されます。

では、地域ブランドの知の物語においては、
特に何に気をつけるべきなのか?
それは、地域の人々への浸透です。

例えば、この地域は●●が有名!
といった時に、多くの地域の人々がそれに同意するか?
おおそうだね。といってくれるか?
さらに言えば、
そうなるために、メンバーがどれだけ地域浸透に心を砕いているか?

これが大切です。

例えば、全国ネットで一気に有名になり長続きした地域ブランドは、
そのほとんどが、全国規模の認知度アップと、地域浸透を両方成功
させています。

ご当地検定、研修、講座、食品においては給食への提供など、
様々な方法がありますが、この地域ブランドの地域への浸透を
どれだけ行えているか、これが知の物語力においては重要となります。

さあ、皆さんの地域ブランドの知の物語はどれだけ 地域へ浸透して
いますか。

「青は藍より出でて藍より青し」

そうなれるように、しっかり地域ブランドの知の物語を伝えていきま
しょう。

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(文責:杤尾 圭亮 プロフィールはこちら↓↓↓↓↓
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ブログ : http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/
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■ 地域活性化コンサルタントの1日(ブログより)
  「一関暮らし 体験ツアー 2日目」
  http://blog.livedoor.jp/keisuketochio/

今日は、一関暮らし体験ツアー2日目。

昨日の快晴とはうってかわっての雨模様。

それでも、古民家見学や農業体験のプログラム変更で干し柿作りは
とーっても皆さん 楽しそうでした。
いや、、、、、私が一番楽しそうだったのかも、、。。。

さて、
市役所のスタッフの皆さんとも話をしたのですが、
このツアーの意味は、、、

直接的に移住者が増えるという意味以上にツアーという体験を通じて、
経験やデータが蓄積され、次への資料作りなどが容易になるという
メリットが大きい、、、、

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http://blog.livedoor.jp/keisuketochio

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■ 新企画 今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集
  (NPO法人 ドットジェーピーとの共同企画)
  「東京都多摩市長 阿部 裕行」
  【失敗を恐れるな!】
http://www.dot-jp.or.jp/contents.php?id=355

「日本の地域を引っ張る地域リーダーの声が聞きたい!」
そんな皆様の声にお答えする企画、それが今回の
「今月の地域ジャパンプロデューサーインタビュー特集」です。

この企画は、NPO法人 ドットジェーピーさんに所属する学生スタ
ッフによる自治体 トップの生インタビュー記事 をそのまま読める
というスグレモノ企画です。

あのトップにはこんな思いがあったのか、、、、

そんな新しい発見と地域への思いを新たにしていただければと思いま
す。

今回の地域トップ  「東京都多摩市長 阿部 裕行」
  【失敗を恐れるな!】
http://www.dot-jp.or.jp/contents.php?id=355

3人の子供をノビノビと育てることができた緑豊かな多摩のまちが
大好きだったこと。メディアの仕事の中でもコミュニティと地域
分権の方向性が日本の将来を決める、と強く確信したこともあり、
実際に首長として地域に貢献したいと考えて立候補し、当選しました。

11年前にも一度、多摩市長選挙に立候補しました。当時市長の収賄
事件があり、市政が市民からの信頼を回復しなくてはならないと強く
思ったのですが、そのときは当選することはできませんでした。
その後も・・・・

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